鳥山明さんを偲ぶ声相次ぐ「ドラゴンボールに人生を救われた」麒麟川島、アイデンティティ田島、那須川天心ら追悼

『ドラゴンボール』などの人気作で知られる漫画家の鳥山明さんが1日、急性硬膜下血腫のため68歳で死去した。このニュースを受けて、日本のみならず世界中から突然の訃報に悲しみのコメントが相次いでいる。

鳥山さんは、1978年に『週刊少年ジャンプ』で漫画家としてデビュー。1980年に連載開始した『Dr.スランプ』がアニメ化され人気を集めた。1984年に連載開始した『ドラゴンボール』は大ヒット作となり、世界中の多くのクリエイターに影響を与えた。ビデオゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズなどでもキャラクターデザインを担当するなど、幅広く活躍していた。

鳥山さんが描いた似顔絵をX(旧Twitter)のアイコンにしているタレントの千秋は「大好き。ありがとうございました」と、鳥山さん直筆である『Dr.スランプ』アラレちゃんの描かれたゲーム機の画像を投稿し悼んだ。

同じく、鳥山さんが描いた似顔絵をXのアイコンにしている、お笑いコンビ『麒麟』川島明は、「突然の報せ、まだ頭が理解しようとしません。先生の作品と出会えて本当に幸せでした。先生が生み出したキャラクター達はこれからも僕らの中で生き続けます。そして僕らはこれからも先生の名作達を後世に伝えていきます」と別れを惜しんだ。

『ドラゴンボール』の孫悟空の声を担当する野沢雅子のものまねで知られる、お笑いコンビ『アイデンティティ』田島直弥は「ドラゴンボールに人生を救われた人がこの世にどれだけいるか分かりませんが、自分も間違いなく現在進行形でそうです。混乱してますが、僕たちはこれからも相変わらず鳥山明先生が生み出した作品を愛することしかできません」と作品への感謝を投稿。

格闘家の那須川天心は「オラに元気を分けてくれてありがとう。ずっと心の中に居ます」と孫悟空の必殺技“元気玉”をリング上で披露している写真を添えて投稿。

『ドラゴンボール』のハリウッド実写映画化『DRAGONBALL EVOLUTION』の主題歌を担当した歌手の浜崎あゆみは、鳥山さんの描いた似顔絵とともに「生涯の宝物のひとつです」とコメントした。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ayumi hamasaki お浜姐(@a.you)がシェアした投稿

海外からも悲しみの声が届いており、フランスのマクロン大統領は鳥山さんから贈られたサイン入り色紙とともに「鳥山明と何百万もの彼の愛好家へ」と日本語で投稿し追悼した。

公式サイト:集英社 週刊少年ジャンプ公式サイト

画像:(C)Marjan Apostolovic / Shutterstock

【あわせて読みたい】