「不適切にもほどがある!」7.9%、「春になったら」6.5%と最終回は続伸。3月25〜31日のドラマ視聴率まとめ

ビデオリサーチ社は、3月25〜31日放送分のテレビ視聴率を発表した。最終回を迎えたドラマでは『不適切にもほどがある!』7.9%、『春になったら』が6.5%を記録した(世帯平均、関東地区、以下同)。

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阿部サダヲ主演のTBS系『不適切にもほどがある!』は前週の7.4%から0.5ポイントアップした。同ドラマは阿部演じる体育教師・小川市郎が1986年から2024年にタイムスリップする物語。最終回で市郎は昭和の世界に戻ったが、タイムトンネルの存在を知り 、再び未来に向かう姿を描いて終わった。ドラマの終わりには「2024年当時の表現をあえて使用して放送しました」とテロップを出し、現代の表現も未来には不適切と見なされる可能性があると示唆して終わり、話題になった。

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コメディの同ドラマだが、感動シーンや思わず考えさせられる場面もあったようで視聴者は「めっちゃ笑ってめっちゃ泣いた」「古き良き時代ってあるんだよな〜」と感想を漏らしていた。

木梨憲武と奈緒が主演したフジテレビ系『春になったら』は前週の5.5%から1.0ポイント増となった。同ドラマは木梨演じる実演販売士・椎名雅彦ががんに冒され、3ヶ月で“死ぬまでにやりたいこと”を叶えていく物語。奈緒は雅彦の娘で、結婚を控えた椎名瞳を演じた。

最終回は瞳の結婚式と雅彦のお別れの会が開かれ、その後雅彦は他界。父亡き後の瞳らの姿を描いた。 「幸せで心がぽかぽかするお話だった!」「自分もいつか死ぬだろうし、娘も結婚するだろうから、何か思うところがあったな」と視聴者の間でも好評だったようだ。

このほか最終回となったドラマでは、TBS系『Eye Love You』が5.3%、フジテレビ系『大奥』が5.4%を記録した。

参考:ビデオリサーチ社

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