『ミステリと言う勿れ』原作破壊には理由が!? 脚本家の過去作品はどれも…

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優・菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第8話が、2月28日に放送された。相変わらず原作ファンからボコボコに言われているが、実は同作の脚本家には〝原作クラッシャー〟の疑いもあるという。

原作は、累計発行部数1300万部を突破する同名大人気コミック。天然パーマにコンプレックスを持つ主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに疑問を抱いて考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開していく。

第8話で原作ファンからボロカスに言われたのは、女性刑事・風呂光聖子(伊藤沙莉)出演シーンの超増加。第8話で整は大学教授にお呼ばれして山荘を訪れたのだが、ここに風呂光も登場。これはドラマオリジナルの展開で、原作では風呂光はいない。さらに、風呂光が整に好意を寄せているというドラマオリジナル展開も、この第8話でたっぷり描写された。

原作改編でお馴染みの脚本家

この展開に原作ファンは発狂。ツイッタートレンドに「風呂光」があがるほど炎上している。

「このドラマの脚本を担当しているのは相沢友子氏。これまでに原作アリ作品の脚本をフジテレビ系で何度も書いていますが、実はその評判はどれも同じ感じで、〝原作を改変し過ぎている〟というものなのです。例えば、2019年に担当したドラマ『トレース~科捜研の男~』では、当時〝原作ファンから「別モノ」との指摘殺到!〟というネットニュースがあがっていたほど。2017年の『人は見た目が100パーセント』、2013年の『ビブリア古書堂の事件手帖』も同じような評判で、とにかく〝原作を変えすぎ〟とファンから怒られています。2021年公開の映画『さんかく窓の外側は夜』も、ネット上では『原作リスペクトがこんなにない映画久しぶりに見た』といった声があがっていますね」(芸能記者)

とはいえ、原作改編は相沢氏の意向なのか、ドラマプロデューサーの意向なのかはわからない。しかしこの『ミステリと言う勿れ』をもってして、相沢氏にはすっかり原作改編のイメージがついてしまったことだろう。

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