SMAP　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ

ロシアのウクライナ侵攻により、世界中で反戦歌が聴かれている。日本国内では、2005年にリリースされた『SMAP』の人気曲『Triangle』が話題になっているようだ。

「Triangle」は命や平和の尊さを歌った楽曲。作詞作曲を担当したのは、「SMAP」のヒットソングを数多く手掛けた市川喜康氏である。

音楽配信サイトの『レコチョク』デイリーシングルランキング2022年2月27日集計分で、同曲が2位に浮上。さらに2月28日には、元「SMAP」の稲垣吾郎がパーソナリティーを務めるラジオ番組『THE TRAD』（TOKYO FM）で、同曲を流して大きな反響を集めていた。

この影響もあってか、翌3月1日には、歌詞検索サイト『歌ネット』の閲覧ランキングで1位にランクイン。十数年前の楽曲でありながら、再び大きな注目を集めている。

SMAPをストリーミングで解禁せよ！

同曲が話題になったことをきっかけに、ファンからは、

《SMAP早くサブスク解禁してくれ！ みんな一日でも早く聞きたいのよ》
《久々に聴きたいと思ってもサブスクにないから聴けないの寂しい。SMAPのサブスク解禁してほしい》
《サブスクの話になって調べたら嵐、KAT-TUNしか対応してないのね。サブスクにSMAPを！》
《サブスク解禁は是非とも進めてほしい》
《本当SMAP早くサブスク解禁してほしい！ アルバム曲カップリング含めて。本当名曲しかないから！ 聴きたいなと思ってもDVDひっぱりだすのがめんどくさくて、結局心のビデオを再生するだけになっちゃう》
《SMAPのサブスク解禁するべきでは？ なにをそんな頑なに解禁しないのか知らないけどエンターテインメントを名乗るならいい加減世間の声に耳を傾けてもいいのでは？》

など、音楽配信サービスでの解禁を望む声が殺到している。

「『SMAP』だけでなく、ジャニーズに所属する・していたグループの楽曲をストリーミングサービスで聴くことはできません。『嵐』や『KAT-TUN』といった一部例外はあるものの、ジャニーズのネット解禁はまだ進んでいません。同事務所はネットに厳しく、雑誌などでジャニーズが表紙になった際、ネットで書影が使用される場合は、メンバーが黒塗りになっていることもしばしば。最近はだいぶネット解禁されるようになってきましたが、ストリーミング進出はまだまだ進んでいません。特に『SMAP』のような、影響力が大きく、解散しているグループだと、なお権利関係などで解禁が難しいのではないでしょうか」（芸能ライター）

「SMAP」のように、かつて国民的人気を誇ったグループこそ、ストリーミングで若い世代にも聴かれるべきなのではないだろうか。