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プチプラファッションで幅広い世代に人気を博しているアパレルブランド『GU』と、アニメ化もされた大人気漫画『ちいかわ』のコラボ商品が6月17日に発売。しかしさっそく転売ヤーが殺到し、「ちいかわ」ファンとの大バトルが繰り広げられている。

「ちいかわ（なんか小さくてかわいいやつ）」は、イラストレーター・ナガノ氏による漫画作品。癒し系キャラだけでなく、シュールなストーリー展開も人気で、最近ではアミューズメント施設とのコラボや、4月から『めざましテレビ』（フジテレビ系）でアニメがスタートするなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで認知度を拡大している。

そんな「ちいかわ」と「GU」のコラボ商品が発売するや否や、オンラインストアでは2時間足らずで売り切れ商品が続出。店舗販売においても、開店直後に売り場にダッシュをする人や、購入に1時間待ちの列が発生するなどの争奪戦に。初日から大反響となっている。

発売前にはコラボ商品のメンズサイズだけが製造されないことに、一部ファンから悲しみの声が寄せられていた。しかし、いざ発売日になると、数時間後には『メルカリ』にて同商品を高額転売する人が出現。特に人気の高いラウンジウェアやアクセサリーなどは、定価の倍以上の価格で転売されている。

転売ヤーにちいかわ警察が出動！

これに対し、「ちいかわ」ファンは大激怒。ツイッターでは、《＃ちいかわ ＃GU ＃転売ヤー撲滅 ＃転売ヤー ＃メルカリ晒し》などのハッシュタグが付けられ、転売ヤーの非道な行為を晒すツイートが殺到。中には、フリマアプリで転売ヤーの商品に《高額転売…ってコト!?》と書き込み、一斉通報する動きなども見られた。

この動きに対し、ネット上では

《メルカリちいかわ転売のコメント欄の連携わろた 転売ヤーなんて幼稚なんだ》
《メルカリが現在地獄絵図 買えなかった人辛いけど今は我慢しようぜ》
《コメント欄凸前に売れるまで再出品の転売ヤーVSちいかわ民》
《ちいかわGUパジャマ転売ヤーを団結して通報していく、ちいかわ好きさんたち好き》
《メルカリ通報祭りで成敗しまくり！ ここまでたどり着くのに1分で草ちいかわちゃん治安いいね！》
《ちいかわグッズの転売をタコ殴りにするちいかわ民が強すぎる》
《次々とメルカリで転売されてるけど、秒でちいかわ民がやってきてボコってるの草。しばらくしたら出品削除されてる。いいぞ、もっとやれ！》

などの声が殺到している。

「キャラクターグッズの高額転売は『ちいかわ』に限らず、今に始まったことではありません。しかし、今回のコラボ商品は『GU』オンラインストアにて、恐らく朝の5時頃から販売が開始されたと考えられます。個数制限なども設けられていなかったことに加え、店舗に足を運ばずとも買えたことから、転売ヤーの餌食になってしまったようです。『ちいかわ』ファンが一斉に違反行為を摘発し、転売アカウントが削除されたり、商品が一斉に公開停止になったりしています」（エンタメ誌ライター）

今もなお、次々と転売商品が出回っている「ちいかわ」のコラボ商品。今後は『メルカリ』などのフリマアプリの規定見直しも求められそうだ。