『鬼滅の刃』もう飽きた? 無限列車編“2度目”のテレビ放送が大爆死!

(C)image_vulture / Shutterstock

日本の映画歴代興行収入において第1位を獲得し、社会現象を巻き起こしたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、12月10日にフジテレビ系で放送された。

今回で2度目の地上波テレビ放送だったが、視聴率は爆死してしまったようだ。

国内史上初の興収400億円を突破した同作。アニメ第1期の最終話から繋がる劇場版では、鬼が乗っ取った〝無限列車〟が物語の舞台。竈門炭治郎と仲間たちが〝柱〟の一人・煉獄杏寿郎とともに激闘を繰り広げていく。

「『無限列車編』は、それまで歴代興行収入第1位だった『千と千尋の神隠し』の記録を塗り替え、歴代トップに輝くほどの社会現象に。

2021年9月に地上波で初めて放送された際は、平均世帯視聴率21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の高視聴率を叩き出しました。

しかし、2回目となる今回の放送では、平均世帯視聴率9.1%と大幅に減少。鬼滅バブルが弾けたと囁かれている今、注目度は低いのかもしれません」(アニメライター)

真の国民的映画は『千と千尋の神隠し』?

この視聴率の低さは人々にも知れ渡り、ネット上でも、

《やっぱそんなもんか。さすがに間を置きすぎて熱が冷めてんだよな》
《ゴールデンタイムで9%はやばいな…》
《あれだけゴリ押ししてた漫画も話題が全く無くなったし、妥当なのかもしれない》
《十分だと思うけど、歴代1位の作品にしては少ないね。元の評価が高すぎたのかも》
《ゴールデンで10%切るって飽きられてるじゃん。何度もやってるジブリですら、いまだにある程度の視聴率取ってるのに》

などの声が寄せられている。

「『鬼滅の刃』に記録を破られた『千と千尋の神隠し』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で過去10回にわたって放送されています。

しかし今なお安定した視聴率をキープし続けており、2022年1月の10回目となる放送では平均世帯視聴率16.3%を記録。

ちなみに、2003年1月に放送された回は46.9%という驚異的な数字を記録しています」(同・ライター)

かつて爆発的な社会現象を巻き起こした「無限列車編」も、長年にわたって愛される「千と千尋の神隠し」には遠く及ばなかったのかもしれない。

【あわせて読みたい】