人気番組の終了にタレント降板…TBSラジオ大ピンチ!? 原因は新社長の“改革”か

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長きにわたってラジオ業界を牽引してきたTBSラジオだが、ここ最近リスナー離れが加速している。

つい先日も、リスナー離れに拍車をかける出来事があったばかりだ。

1月12日の放送のTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』で、MCのフリーアナウンサー・赤江珠緒が、3月いっぱいで番組が終了すると明かした。

終了については事前にスポーツ紙が報じており、赤江は自分の口でリスナーに伝えたかったとコメント。

終了の理由として子どもの存在を挙げており、今年で6歳になる子どもとの生活を優先させるためだと語っている。

「『たまむすび』は放送10年の歴史を誇る、TBSラジオ〝昼の顔〟として人気を博している番組です。

聴取率も好調で、ファンも多く、昨年9月には日本武道館で有観客イベントを開催。曜日ゲストのカンニング竹山や山里亮太、博多大吉なども集い、大成功を収めました。

そんな人気番組が終了となると、TBSラジオにとって大きな痛手となることでしょう」(芸能ライター)

TBSラジオ終焉? すべては社長の影響か…

またTBSラジオといえば、人気番組の終了以外にも〝大きな問題〟を抱えている。

「昨年2月に報じられた『文春オンライン』の記事によると、2018年に三村孝成氏が新社長として就任したのをキッカケに、番組改革が始まったといいます。

人気パーソナリティーたちの番組を次々と終了させたほか、2カ月に一度のスペシャルウィークとよばれる『聴取率調査週間』からの撤退も決断。

内部は〝社長派〟と〝反社長派〟に分かれ、昨年TBSラジオの番組から降板したタレントの伊集院光も、社長派の餌食になったといわれています」(同・ライター)

三村社長の番組改革が影響しているのか、ここ数年の『首都圏ラジオ個人聴取率調査』(ビデオリサーチ調べ)の結果はあまり芳しくない。

2022年4月度の調査では、王者に君臨していたTBSラジオが4位にまで転落。その要因としては三村社長が『聴取率調査』よりも、パソコンやスマホで放送が聴ける『radiko(ラジコ)』のデータを重視しているためとウワサされている。

リスナー離れや人気番組の終了など、運営姿勢に疑問の声も多いTBSラジオ。リスナーたちも首をかしげているようで、ネット上で、

《赤江さんの番組も終わるのか。やっぱりTBSラジオから何かが終わる音がする…》
《昔に神田伯山が、「TBSラジオは、俺のように三村社長の犬にならないと切られる!」ってラジオで熱弁してたもんね。それが如実に現れてんじゃん…》
《TBSラジオの三村社長はニッポン放送の刺客だろ。壊し屋として優秀すぎる》

などと騒がれている。

果たしてTBSラジオは、このまま衰退の一途を辿ってしまうのだろうか。

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