NHKの“逆張り戦略”に伊集院光も苦言! 松本人志の性加害疑惑で吉本芸人の起用はどうなる?

 

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『ダウンタウン』松本人志の活動休止に、テレビ業界が対応に追われている。レギュラー番組を抱える民放も大慌てだが、NHKも例外ではない。

松本と同じ吉本興業に所属する芸人は、全局にわたって見ない日はないほどテレビで活躍している。NHKだけでも、去年10月より始まった『松本人志と世界LOVEジャーナル』、今田耕司がMCの『オハ!よ~いどん』、ほかにも連続テレビ小説『ブギウギ』や大河ドラマ『光る君へ』などにも吉本芸人が出演している。


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「吉本芸人はきわどいテーマの番組であっても、仕事をしやすい。だからこそ旧ジャニーズ騒動の時のように、所属タレントを出演させないという選択肢を取ることは難しいようです。とはいえ、旧ジャニーズタレントの新規出演依頼を当面行わないと発表した手前、今回の騒動に関しても対応を迫られています」(芸能ライター)

伊集院光がNHKをバッサリ!「スベっていた」

昨今のNHKは〝NHKらしからぬ番組〟を作る傾向もある。「世界LOVEジャーナル」や「オハ!よ~いどん」もその一例で、逆張りスタイルが仇となったようなものだ。

「〝NHKらしくない番組〟について、タレントの伊集院光が、2016年の紅白歌合戦に苦言を呈したことがあります。『X JAPAN』を巻き込んだゴジラ襲来の寸劇や、タモリとマツコ・デラックスが舞台裏を歩き回る企画など、何かと〝らしからぬ演出〟が多かった。これについて伊集院は『スベっていた』と自身のラジオで指摘したのです」(同・ライター)

芸人たちを切り捨て、今さら〝らしさ〟を取り戻そうとしても、その代償は大きい。現在放送中の「光る君へ」へも『はんにゃ』金田哲や『ロバート』秋山竜次、『カラテカ』矢部太郎など、数多くの芸人が出演している。

NHKはどのような対応に出るのか、今後の動向が気になるばかりだ。

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