VTuberに法規制の可能性? トラブルの連続で警視庁に動き

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昨今、様々なトラブルが相次いでいるVTuber界隈だが、ついに法規制される可能性が浮上してきたという。

警視庁は2月25日、知人女性に性的暴行を加えたとして、ゲームアプリ制作会社社員の男を強制性交の疑いで逮捕した。

容疑者は今年1月3日、東京都足立区にある20代女性のアパートで、「お前にいくらつぎ込んだと思っているんだ」「お前もお前の家族も彼氏も、人生めちゃくちゃにしてやる」などと脅し、性的暴行を加えた疑いが持たれている。

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「被害に遭った女性はVTuberとして活動しており、女性のファンだった容疑者は『マネジメントをしてあげる』と申し出て、昨年4月頃から動画制作やスケジュール管理といった手伝いをしていたそう。

署は『女性に交際相手がいることを知り、腹を立てて暴行した』と見ており、要するに、オタクが下心から近づいたところ、彼氏がいることに逆上して暴行を加えたという、独りよがりで恐怖の犯罪です」(週刊誌記者A)

やはりヤバいVTuber 規制待ったなしか…

「『いくらつぎ込んだと思っているんだ』という発言からするに、容疑者はリスナー時代、高額な投げ銭を続けていたのでしょう。それに対しての見返りがない上、近付いたら彼氏がいたことを知って逆上したという、典型的なストーカー的動機です」(同・記者)

VTuber界隈がいかにヤバいかを、如実に証明することとなったこの事件。こうした事件は相次いでおり、このままではなんらかの規制が行われる可能性も…。

「警視庁は現在、メンズ地下アイドル界隈を問題視しています。というのも、この界隈はファンがメンバーへ貢ぐために売春へ走ったり、メンバーが未成年と性交するケースが急増しており、社会問題化しています。

VTuberも同様に、高額投げ銭による金銭トラブルや過激リスナーのストーカー行為が急増しており、行政も見過ごせない状態になっている。

このままトラブルが増加の一途を辿れば、何らかの規制が入ることは間違いないでしょう。ソシャゲのガチャだって、トラブルの報告相談が相次いだことで、消費者庁が2012年に動いたわけですからね」(週刊誌記者B)

業界の取り決めでも法規制でもいい。なんらかのルールが必要なことは明白だ。

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