『どうする家康』13話で歴史オタク激怒!「ありえない」と物議を醸したシーン

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

NHK大河ドラマ『どうする家康』第13話が4月2日に放送され、俳優の古田新太が室町幕府の第15代将軍・足利義昭として登場した。トンチンカンなキャラ設定に、歴史に造詣の深い視聴者からは「歴代で最悪」などと怒りの声があがっている。

『嵐』松本潤が、国と家族を失った孤独な少年・竹千代(=元康、家康)を演じ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、乱世に飛び込んでいく物語。いま最も注目を集める脚本家の1人である古沢良太氏が、家康の生涯を新たな視点で描いていく。

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第13話『家康、都へゆく』では、家康が義昭に接見しに上洛する様子が描かれた。

家康の前に現れた征夷大将軍・義昭は、なぜか白塗り姿。二日酔いのようで、千鳥足で現れた上にゲップが止まらない。

話し始めたかと思いきや「幕府に申し立て…勝手な戦ごと…は…断じ…禁…」と居眠り。被っていた烏帽子が落ち、いびきをかいて寝始める。

また貢ぎ物として、家康が苦労して手にいれた南蛮菓子「コンフェイト(金平糖)」を横取り。1粒でも高価であるにも関わらず、義昭は7粒一気にボリボリと食べるのだった。

足利義昭のファンがドラマにブチギレ

「義昭といえば、20年放送の『麒麟がくる』で俳優の滝藤賢一が演じたことが記憶に新しいでしょう。そこでは、さまざまな立場の人間に挟まれて苦悩する姿が繊細に描かれており、最終的に心が壊れてしまうシーンでは、多くの視聴者が固唾を飲んで事の顛末を見守りました。

周知のとおり、義昭は最後の室町将軍。ていねいに描かれ、ファンも多いだけに、今回の義昭のダラしなさには怒りの声が殺到しています」(芸能ライター)

実際に視聴者からは《想像をはるかに超えるヒドさに脳がフリーズした》《ビックリというか愕然というか、酷えなこれは…》《滝藤さんが作り上げた義昭公が爆音を立てて崩れて落ちていく…》などとショックを受ける声が続出。

また、烏帽子を人前で取るという行為を難なくやってのけたことに対しては、《義昭が自ら烏帽子を人前で外すわけないだろ。丸裸にされるくらい恥ずかしい行為だよ》《本当にあり得ない、義昭のご子孫の方は抗議してもいい》《本当に大嫌い、このどうする家康。今回で見るの止めるわ。本当にあり得ない》《つまんないドラマは多々あるけど、こんな怒りを覚えるドラマは初めて》などと、歴史オタクが怒りに震えているようだ。

無論、ドラマゆえに史実通りでなければいけない理由もないのだが…。

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