『日本ハム』キツネの次はジンギスカン! 新ダンスの悲しい裏側とは…

新庄剛志

新庄剛志 (C)まいじつ

プロ野球の北海道日本ハムファイターズが、本拠地での主催試合の際に行っている〝ジンギスカンダンス〟をご存じだろうか。

昨年、新語・流行語大賞にノミネートされた〝きつねダンス〟に続いて、日本ハムは北海道の郷土料理であるジンギスカンをモチーフに新たなダンスを披露している。

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日本ハムの公式チアリーダーである『ファイターズガール』が踊るジンギスカンダンスは、球団公式Youtubeチャンネルで公開されている振付動画が130万回以上も再生されており、話題となっている。

『ファイターズガール』達は〝成吉思汗(ジンギスカン)バリン〟という、ジンギスカン鍋とタンバリンをモチーフとした楽器のようなものを手にダンスしている。一見何を持っているかわからない奇妙なデザインであるが人気は続くのだろうか。

「〝ひつじ感〟をあまりだしていないのが少し気になりました。やはり〝ジンギスカンダンス〟と言いながら、焼いて食べられるひつじを全面に出すのは避けたのでしょうか。きつねのかわいさと比較すると、ジンギスカンは微妙な感じもしますが…」(芸能ライター)

動物をモチーフにしたダンスという事で人気だったきつねダンスに続いて、食べ物をモチーフにしたジンギスカンダンスが人気を維持していけるか不安で仕方がない…。

しかし、今回のジンギスカンダンス、実はリニューアルだというのだ。

日本ハムが勝てるチームなら生まれていなかった!?

「元々は本拠地試合での勝利後のヒーローインタビューにて、楽曲『ジンギスカン』を使ったダンスを披露していました。昨年までは、勝利した時のみ披露していましたが、今期からは新たなアレンジを加えた上、イニング間にて披露されることになったのです。ファンの間では『勝利のジンギスカンダンス』と呼ばれるほどだったのですが、ここ最近はチームの勝利が少なくなり、見る機会が少なくなっていたのです…」(スポーツライター)

この事情を知る日ハムファンからは《勝てるチームだったら、こうなってなかったかもね…》《肝心のファイターズが弱すぎるから》《チームもこの勢いに引っ張られると良いんだけどね…》といった声が上がっている。

「もし勝利が多いチームであれば、ジンギスカンダンスがリニューアルされる事はなかったかもしれません。他のものをモチーフとしたダンスが見れたかも…勝利する事で見られるジンギスカンダンスを、イニング間で披露し始めたという事は、チームの勝利より、エンタメ路線へシフトしたということでしょう」(同・ライター)

現在の日ハムはパリーグ最下位に沈んでいる。新しい本拠地のエスコンフィールドHOKKAIDOが、ライブ会場になってしまわない事を祈るばかりだ。

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