『どうする家康』歴史ガチ勢離脱加速! 嵐・松本潤のセリフに男気ゼロ

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

4月30日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』第16話で、『嵐』松本潤が絞り出した家臣たちへの指示が話題になっている。視聴者は兵たちを指揮する武将としてあるまじき発言だと指摘。この日も視聴者離れを加速させた。

第16話では、武田信玄(阿部寛)との戦いが控えていた。浜松に移ったものの現地民に恨まれていると知り傷ついていた徳川家康(松本)は信玄への対応を考えていた。

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「わしの独断では決められぬ。お主らには妻子がおり家来もおり所領もある」と切り出した家康は「おのおので決めてよい」と判断を家臣たちに委ねた。

家臣たちは「うちの殿はこの通り頼りないぞ」「勝手にするからついてこいと言えんと、情けねえ」「信玄の前でみじめに生きていきましょうぞ」と呆れた。

ライト層取り込み&歴史ガチ勢を軽視か…

ただ、ここで「戦っても十に九つは負けるんじゃぞ」とひるんでいた家康に、本多忠勝(山田裕貴)がカツを入れた。

忠勝は「殿、その一つを信長は桶狭間でやりましたぞ、信長はやりましたぞ!」と絶叫。なおも「わしは武田に何一つ及ばん」と嘆く家康に、夏目広次(甲本雅裕)が「その代わりに殿には家臣一同がおります」と励ますと、家康は涙を流してこのシーンは終了している。

信玄は兵士たちの前で、浜松を目指し家康を討つと宣言した。一方、家康も武田と戦うことを決めた。次回は三方ヶ原合戦(三方ヶ原の戦い)に移行する。

山田のゲキに《あれはグッときたよ》と感動した視聴者もいたが、大半は《「おのおので決めてよい」頼りね〜!》《やる気のないサークル活動みたいな事言ってるシーンで途端に挫けてしまった》《ベソベソし始めた家康のケツ叩いてなんかやる気出てみんな頑張ってどうにかなりました!!はやめてほしい》《御恩と奉公は鎌倉以来の武家の慣わしを総無視か。創作ドラマにもほどがあるわ》と呆れている。

「《こんな主君イヤだ》といった声も。妻・瀬名(有村架純)にベタベタするなど何かと家臣や周辺に寄り添う発言が目立つ今回の家康ですが、今回の『おのおの』発言も大河ライト層の取り込みを狙ったキャラクター設定だからゆえと思われます。ですがジャニーズファンばかりが残り、歴史ガチ勢が離脱する皮肉な展開となっています」(ドラマライター)

松本家康はいつになったら立派になるのか…。

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