『有吉ぃぃeeeee!』打ち切りカウントダウンへ  ゲームソフトもゲストも「忖度まみれ」の指摘

有吉弘行 (C)まいじつ

お笑いタレント・有吉弘行とその仲間たちがガチでゲームをする大人気番組『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)。しかしここ最近、番組の息も絶え絶えともっぱらのウワサだ。

この番組は、有吉や『タカアンドトシ』、『アンガールズ』の田中卓志が、ゲストと共にさまざまなゲームに興じるゲームバラエティー。プレイステーションや任天堂の各種ゲームなどをプレイしながら、トークにも花を咲かせていく番組だ。

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「かつては有吉たちがはしゃぐ姿やゆるいトークなど、まるで自宅に集まってゲームをする〝子ども時代〟を彷彿とさせる番組演出が好評を博していました。しかし今年に入ってからは、その雰囲気がなくなってしまったようす。

というのも、ここ最近の放送内容は、『ストリートファイター』や『桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜』など、ゲーム会社から依頼されたようなプレイが目立ちます。そのせいなのか、昔のようなゲームを楽しんでいる感じはすっかりなくなり、〝やらされてる感〟の強い番組と化しているのです」(番組ライター)

「完全にSwitchの宣伝番組」

もはや放送初期の良さが消滅し、雰囲気が変わってしまった同番組。当初は人気のゲームから往年の名作ゲームまで、幅広いタイトルをプレイしていた印象だが、昨今は『Nintendo Switch』のソフトばかりをプレイするという〝偏り〟まで見せている。

「実際問題、ピックアップ作品に偏りがあるのは火を見るよりも明らか。8月は2週にわたって『桃鉄グランプリ』を開催し、9月3日の放送回では『あのゲームをオススメしたいeeeee!』なるプレゼン企画を実施しながらも、3作中2作品は『Nintendo Switch』用のゲームでした。『Switch』は人気ハードかつ話題の人気作が揃っているため、偏りが出てしまうのも致し方ない部分があるでしょう。

しかし一部の視聴者からは《放送開始1カ月目とかはPS4ばっかりだったのにな》《最近は桃鉄とか人生ゲームとか完全にSwitchの宣伝番組》などと不満の声も漏れており、この状況が続くようであれば視聴率低下、打ち切りも否めません」(同・ライター)

最近はゲームをやり慣れていないアイドルなど、なぜこの人を番組に呼んだのか疑問に感じてしまうゲスト出演者も少なくない。一方、狩野英孝や『かまいたち』をはじめとするお笑い芸人のYouTubeチャンネルで配信されているゲームの実況プレイを見てみると、「Switch」以外の作品をピックアップしていても数字はとれているように感じる。

いつの間にか「有吉ぃぃeeeee!」は、忖度まみれの番組になってしまったのかもしれない。

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