松本人志　画／彩賀ゆう （C）まいじつ

活動休止を発表した『ダウンタウン』松本人志は、もう地上波には戻って来られないのではないか――。そんな厳しい見方を、レジェンド実業家・堀江貴文氏の右腕としても知られる経済インフルエンサー・田端信太郎氏が示している。

知っての通り、松本は昨年末に発売された『週刊文春』で、複数女性に性的行為を強要していた疑惑が発覚。本人は事実無根として訴訟の意向を示し、裁判に集中するため活動休止を発表したが、年明けにも新たな被害女性3人の証言が掲載された。

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一連の報道を受け、田端氏は1月9日に『文春砲への松本の対応が超悪手な理由、広報屋が語ります。「事実無根」はNGワード』と題した動画を公開。

ここまでの動きに持論を展開し、「さっさと記者会見開いて『事実です』『もし女性の気持ちが傷ついたならそれは申し訳ない』『あと一番申し訳ないのは嫁さんと娘です』というような形でやってたら、おそらくここまで（大きく）なってない」と指摘した。

松本・吉本興業ともに事実無根と否定している点にも、「全く無視して平常運行し続けた方がよっぽど良かった」とコメント。

「『事実無根だ』って言っちゃってるのに、どうも（女性とは）出会ってるらしいとか、そういうことになると結局もう『言った言わない』とか、ただのお気持ち問題なので、とにかく『事実無根だ』っていうのを初手で出すのは悪手なんすよ」とも話した。

「もう松本さん地上波に戻って来れない」

また、田端氏は「吉本興業自体も松本さんをコントロールできてない」と、ダウンタウンの元マネージャーが経営にいることから、幹部より松本が偉くなっている歪な体制にも踏み込む。

「本人に対して、差し向かい合ってビシッと『とにかく大人しくしててください』『余計なことをしないでください』『我々がきっちり収めるんでジタバタするな』と言えるような人が、もう吉本の中にいなかったっちゅうところが今回の一番の問題点でしょうね」と疑問視した。

総じて「私は広報コミュニケーション専門家として断言しますけども、もう松本さん地上波に戻って来れないと思います」とズバリ。

「そこら辺のバイトじゃあるまいし、『来週から出ません』とかってことを根回しもなく言ってくるような人間、これから起用するわけないし、本人が『もう出ない』って言ってんだから『じゃ出なくていいわ』と」などと睨んだ。

「田端氏はさらに、『文春』の狙いも推察。これがイチ芸能スキャンダルではなく、大阪万博、日本維新の会、吉本興業の〝悪の枢軸〟からなる鉄のトライアングルに切り込むつもりではと予想しています。

吉本は在阪テレビ局の株を持ち、維新の会は在阪メディアとズブズブ、吉本にはクールジャパン機構や万博アンバサダーとして多額の税金も注がれていますから、政治事件として捉えているようです」（フリージャーナリスト）

危機管理のプロが言うのだから、今後こうした流れになるのは間違いないだろう。さすがは田端氏だ。