『ONE PIECE』1044話ルフィ覚醒にシラケ声…“ニカ”の伏線は22年前にあった?

『ONE PIECE』1044話ルフィ覚醒にシラケ声…“ニカ”の伏線は22年前にあった?

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

3月28日発売の『週刊少年ジャンプ』17号に掲載された『ONE PIECE』の第1044話『解放の戦士』では、ついにルフィが覚醒。さらに「ゴムゴムの実」をめぐる衝撃の事実も明かされ、読者たちを熱狂させているが、一部読者からシラケ声も聞こえてくる。

※『ワンピース』最新話の内容に触れています

カイドウに敗れてしまったルフィだが、突如としてその身体に異変が。「ドンドットット」という独特のリズムと共に、笑いながら復活を遂げると、“ギア5”に到達したことを宣言する。

覚醒したルフィの髪は色が変わっており、身体の周りに雲が渦巻いているような見た目。その能力もパワーアップしたようで、カイドウの「熱息(ボロブレス)」をものともせず、地面をゴムのようにして跳ね返すのだった…。

五老星が語るところによると、ルフィの変化は「ゴムゴムの実」が影響している模様。実はルフィが食べた実は、「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”であり、“太陽の神ニカ”の性質を継承できるのだという。

ここにきて明かされた新たな事実に、ネット上では《今週のワンピース歴史的神回すぎた…》《ワンピースの歴史が大きく動き出したね…! 凄い展開じゃぁ…》《ワンピース連載の歴史上で今が1番アツい》《ワンピースの歴史で一番すごい回じゃない?》と驚愕の声が相次いでいる。

しかし、一部の読者からは、《なんか一気につまらなくなったな。要らないわ~》《かつてワンピースは精巧な物語作りと作品を大事に扱うことで有名だった。昔NARUTOの時に大ブーイングとなった、インドラ等の生まれ変わりの話。あれと同じくらいの失敗を、今回ワンピースでもやってしまいました》《よくわからん太陽の神ニカ=ジョイボーイ=ルフィという、誰一人求めていない、ショボい展開。尾田っちそろそろ引退かな?》《今回のは伏線じゃない。まずニカって言葉が出たのは最近。ジョイボーイとか、そこら辺は結構前から出してきたけど》といった指摘も…。

たしかに後付け感も否めないが、もともとニカにまつわるような伏線は、さまざまところで言及されてきた。

「ニカ」に隠された伏線に注目

たとえば、最新話にて五老星は「ニカ」の実について「世界でもっともふざけた能力」と言及しているが、2012年2月に発行された『ONE PIECE』65巻で思わせぶりな文章があった。SBSのコーナーで、作者・尾田栄一郎がルフィの能力について「一番ふざけた能力を選んだ」と記しているのだ。この時点で現在の展開を想定していたとすれば、実に10年越しの伏線回収ということになる。

また、「ニカ」という名前についても伏線が。日本人には耳馴染みのない言葉だが、モルディブでは“ゴムの木”の一種であるバニヤンツリー(ベンガルボダイジュ)を「ニカ」と呼ぶという。ここからニカとゴムの間に関係性があることを分かっていれば、真相を言い当てることも可能だったかもしれない。

さらに、ルフィの誕生日が5月5日に設定されていたことも意味深。彼の誕生日は、2000年発売のコミック15巻のSBSで尾田が決めている。5月6日なら語呂合わせで5(ゴ)6(ム)となるが、あえてその前日に設定されていたのはなぜだろうか。ネット上では、漢数字の「五」がカタカタの「ニ」と「カ」の組み合わせでできているため、「五五→ニカニカ」につながることが指摘されている。『ONE PIECE』キャラの誕生日は読者に決めさせるパターンも多いので、尾田自身が決めたことも、何か深いことがあると考えさせられてしまう。

現在でも、考察勢の間ではさまざまな説が浮上している様子。さらなる新事実の発覚もそう遠くないだろう。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

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