『ONE PIECE』ルフィvsカイドウが進まなすぎ…オチ被り&引き伸ばし連発に批判

『ONE PIECE』ルフィvsカイドウが進まなすぎ…オチ被り&引き伸ばし連発に批判

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

「ワノ国編」のクライマックスに向けて、次々と衝撃の事実が明らかになっている漫画『ONE PIECE』。カイドウとルフィの戦いも終盤に入っているはずだが、一向にストーリーが進まないことから、苛立ちを隠せない読者もいるようだ。

※『ワンピース』最新話の内容に触れています

5月9日発売の『週刊少年ジャンプ』23号に掲載された第1048話『二十年』では、カイドウとルフィが激しくぶつかりあう展開に。「ワノ国」の歴史を振り返る回想シーンや、黒炭オロチが斬られるシーンなども描かれており、あらためて“終盤の盛り上がり”を感じさせる。

ところが、一部のファンはこの内容に納得がいかなかった様子。SNS上では《今週何ひとつ進んでなくて草 全部見たことある展開》《過去回想、本当にクドい! いや今更なんだけどルフィとカイドウが見たいのに水差されるよね》《毎回引き伸ばしがエグいよ。カルピス漫画かよ》《これもうエンドレスエイトやろ》と、不満をもらす人が現れていた。

たしかにここ数話、作中ではほとんど物語の進展がない。ルフィの「悪魔の実」が覚醒した話こそ大いに盛り上がったが、vsカイドウの決着は先延ばしになっている状況だ。しかも、第1046話からラストシーンが3回連続で、ルフィが上空からカイドウを攻撃する構図でオチすら被っている。

そしてモモの助をめぐるエピソードも、停滞していることは否めない。「花の都」に向かって墜落する鬼ヶ島を止めるため、龍に変身したモモの助は葛藤。「ムリ」と言っては過去を想い出して奮起する…という流れが、何度も続いている。差し込まれる回想シーンが、すでに本編で描かれた内容とかぶっていることも気になってしまう。

カイドウの発言に矛盾も…?

また、第1048話に関しては、設定が矛盾しているように見えるセリフもツッコミを受けていた。回想シーンでカイドウが光月おでんを処刑した後、モモの助の存在を初めて知ったかのように、「子がいるのか」と発言していたのだ。

カイドウとおでんが決闘した際、黒炭ひぐらしがモモの助に化け、「父上」と叫んでおでんを騙していた。カイドウはひぐらしの行為を目の当たりにし、卑怯だったと認識しているので、息子の存在を知っていたようにも思える。

そのため読者の間では、《黒炭婆さんが騙したところでは息子って思わなかったのかな?》《カイドウ、モモのこと知らなかったのか。マネマネのあれ、今ようやく思い至ったのかな》といった声が上がってしまうことに。

なお、TVアニメ「ONE PIECE」もすでに「ワノ国編」に突入しているが、『ドラゴンボールZ』のような引き延ばし展開になりがち。それも原作ストックが少ないためだと思われるが、このままではさらなるテンポダウンにつながりそうだ。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

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