
世界のHIDEO KOJIMAもメロメロ!?『ホロライブ』兎田ぺこらがなぜかゲームクリエイターたちに好かれる事情 (C)PIXTA
『ホロライブ』所属の人気VTuber・兎田ぺこらが、最近まで『メタルギアソリッド』シリーズのゲーム実況に力を入れていた。これに同シリーズの生みの親である小島秀夫監督がSNS上で反応しており、ゲーマー界隈でもちょっとした話題になっているという。
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小島監督と兎田ぺこら
実は大のメタルギア好きであることが知られている兎田ぺこら。過去にシリーズを一通りクリアしているのだが、今回は始まりの物語である『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』からプレイし、初代『METAL GEAR SOLID』に繋ぐという時系列順で攻略を進めていった。
そんな彼女の配信を、なんと小島監督がX(旧・ツイッター)で実況。ぺこらの配信画面のキャプチャーを投稿したり、ゲームの場面に合せてコメントしたりしていた。
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 2, 2023
さらに「METAL GEAR SOLID」配信終了後には、《過去のゲームは、自分では怖くてプレイ出来ません》としながら、《でも、ぺこらさんの実況だと楽しめました。また別のゲームもお願いします》と感謝の意を露わに。ぺこらのMGS配信は、ゲームを作った張本人である小島監督にも需要があったようだ。
ありがとうございます。過去のゲームは、自分では怖くてプレイ出来ません。直したいところが気になったりするので。でも、ぺこらさんの実況だと楽しめました。また別のゲームもお願いします🙏👍 https://t.co/Xrk6RuU737
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 3, 2023
「ちなみにぺこらは以前まで『ドラゴンクエスト』シリーズの実況をしていたのですが、この時もドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二氏が反応していましたね。
その縁もあってか『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』では、ぺこらをモチーフにしたペコットというモンスターが登場。さらに堀井氏がプレゼントとして、ペコットのぬいぐるみをぺこらに贈っていました」(ゲーム誌ライター)
小島監督とMGSシリーズ
どうやらぺこらはゲーム業界からの注目度も高い模様。他にも神木隆之介をパーソナリティに起用した『ファイナルファンタジーXIV』の公式ラジオ番組に、VTuberとしては唯一ぺこらがゲストに選ばれたこともあった。
もちろんネット上のタレントとして宣伝効果を望まれている側面もあるが、普段から実況するゲームへのリスペクトが伝わる配信をしていることから、クリエイターウケが良いのかもしれない。
それはそれとして今回の「METAL GEAR SOLID」配信の一件については、ゲームのファンからすると別の驚きもあった様子。ネット上では《最近また小島監督がMGS愛を表に出すようになってきたな》などとも指摘されていた。
「広く知られている通り、小島監督は『KONAMI』から退社する形でMGSシリーズの制作から離れています。どうやら『MGSV』の制作中に、なにやら揉め事があったのだとか…。そういった経緯が世に広まっているため、今回小島監督がここまでぺこらのMGS配信を実況していたのが、ファンにとって意外だったのでしょう」(同)
中には「小島監督主導のMGS復活か!?」と早合点している人もいるようだが、どうなるのか。小島監督のXの投稿を見るに、やはり本音としては『デス・ストランディング』への思い入れが強そうだったが…。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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