アニメ『プラネテス』批判が大騒動に! 原作者&元JAXA職員の謝罪で誰トク展開…

アニメ『プラネテス』批判が大騒動に! 原作者&元JAXA職員の謝罪で誰トク展開…

アニメ『プラネテス』批判が大騒動に! 原作者&元JAXA職員の謝罪で誰トク展開… (C)PIXTA

放送から十数年経った今でも、名作として語り継がれているTVアニメ『プラネテス』。しかし1月25日、元JAXA職員を名乗るツイッタラーが同アニメについて批判を繰り広げ、大きな波紋を呼んでいる。

「プラネテス」は宇宙のゴミ「デブリ」の回収を仕事にしている星野八郎太(ハチマキ)を主人公とした、近未来のSF人間ドラマ。宇宙開発の社会的な問題などについても切り込んだ内容で、同アニメで「デブリ」という言葉を初めて知ったアニメファンも多いだろう。

元JAXA職員を名乗るツイッタラーは、そんな「プラネテス」を再放送で見始めた模様。3話目まで見た時点で面白さを理解できなかったようで、《何処が面白いんだ、このアニメ》とツイートした。

さらに《軌道力学的な考察が無茶苦茶なのは、まだ許せるが、主人公だあろう新人、もし私のところに配属されたら、速攻で、不適格者としてクビだ宇宙》《特にEVAを甘く見すぎている》などと、科学考証やストーリーの内容についてさまざまな批判を行っている。

同ツイートは瞬く間に拡散され、原作者の幸村誠も反応。《全くもってプラネテスはフィクションでございまして、ウソばっかりでございます》とあくまで“フィクション”であることを強調した上で、《「面白くない」というご感想については、全くボクの力不足で申し訳ございません》と語っていた。

アニメ制作には「JAXA」も関わっていた?

また元JAXA職員を名乗るツイッタラーは、作品の“悪影響”についても言及。《作品を見て誤解した宇宙開発の認識の元に、現実の宇宙開発に弊害を与えてるから困るんですよ》と、作品に影響された人が出てくることを問題視していた。

ところでそんな一連の騒動に対し、一般のアニメファンからは《でもプラネテス、JAXAに取材協力してもらってんだよなあ》といったツッコミが。たしかに「プラネテス」のEDには、取材協力として「JAXA」がクレジットされていた。

「プラネテス」が実際に宇宙開発にどのような弊害をもたらしているのかはわからないが、「JAXA」がアニメ制作に関わっているなら、元JAXA職員を名乗るツイッタラーは「JAXA」も批判しなければ道理が通らないかもしれない。

こうした炎上を経て、1月27日に元JAXA職員を名乗るツイッタラーは謝罪文を投稿。「分をわきまえない不適切な発言」だったと振り返り、原作者やアニメ関係者、および今回の騒動で激怒しているであろうファンたちに向けて謝罪の言葉を述べていた。

よほど「プラネテス」は多くの人に愛されているのだろう。騒動はこれにて収束するだろうが、ファンの熱量は今後も冷めることはなさそうだ。

文=大上賢一

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