『紅白』BiSHのパフォーマンスに批判!「素人に毛が生えたような」

(C)B-D-S Piotr Marcinski / Shutterstock 

数々の悪目立ちと炎上商法が話題となり、アイドル界ではトップに君臨した『BiSH』。だが、大晦日放送の『第72回NHK紅白歌合戦』で音楽界の厚い壁にぶち当たり、単なる〝井の中の蛙〟でしかないことを世に知らしめてしまった。

今回が初出場の「BiSH」は、相変わらず奇妙な衣装と風貌で登場。大多数の国民が見る「紅白」の場でも自身のスタイルは曲げないとでも言わんばかりに、なんともパンクな魂を見せつける。

歌唱前にグループの紹介を受けると、いよいよ彼女たちの出番が訪れる。歌ったのは、ファンの間では賛美歌のごとく崇め奉られており、最もクオリティーの高い曲と名高い『プロミスザスター』だった。

しかし、この歌がネット上で大きな火種を生むこととなる。「パンク魂を見せてやる」と言わんばかりに歌うメンバーだったが、聞こえてくるのは音を外しまくった、お世辞にも上手いとは言えない歌声。「『紅白』でも遠慮せず独自色を貫く私たち」を気取る割には、大舞台への緊張で声が震えているようだった。

“清掃員”なるファンの擁護が相次ぐも…大多数の国民は呆れ顔

当然この歌唱には批判が沸き起こったが、〝清掃員〟との愛称で知られる彼女らのファンは

《音程合ってたし、息切れはそういう歌い方 好みはあっても下手ではない》
《魂込めて気持ちを一生懸命伝えようとしてるところがきらきらしててカッコいいんよ》
《歌下手ってめっちゃ荒れてるらしいけど、ある意味それもBiSHの魅力ではあるんだよな》
《昔から知ってる者としては平常運転なんすよね だから「今さら」と思うのと同時に「売れたな」と思うわけで》
《批判は選定したNHKが受けるべき BiSHは自分達の歌い方でファンに向けて自分達を貫いてくれた 世間に媚びずに!》

など、一方的かつ盲目的にこれを擁護。しかし、まともな国民からは

《あんなに歌下手でも歌手になれるんだ》
《まぁ歌下手だしこれが世間の真っ当な反応だよな。素人に毛が生えたような子を俺はわかってる的に崇め立てる気持ち悪さ》
《終わった瞬間に大泉洋が全力でフォローしてて草》
《今日5時半にやってたジャイアンリサイタルより酷い》
《ただ下手なだけじゃなくて耳障りで不快なのが問題》

など、苦言が相次いだのだった。

「『BiSH』属する事務所『WACK』は、ファンキーでロックで破天荒なことをやってくれる唯一無二の事務所。これまでもあらゆることを逆手に取り、数々の天才的発想で話題を作ってきましたから、今回の『紅白』もきっとわざと下手に歌って話題づくりをしたのでしょう。アンチは色々と難癖をつけますが、全てはメンバーや社長の手のひらの上、思う壺なのです。さすがはパンクでロックでファンキーな精神を体現した、既存のアイドルとは一線を画すグループと言えるでしょう」(サブカル誌ライター)

信者向けのライブと、多くの国民が見る「紅白」は全く異なるもの。来年出場するとしたら、改善を期待したい。

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