『ブレイキング・バッド』の前日譚であるスピンオフ作品として、2015年から放送がスタートしたドラマ『ベター・コール・ソウル』。現地時間の8月15日に最終シーズン6の最終話が放送され、視聴者から絶賛の声が相次いでいる。
2008年に放送をスタートした「ブレイキング・バッド」は、末期ガンと宣告された高校教師が、家族のために麻薬の精製に挑戦する物語。タイトル通り主人公が徐々に道を踏み外していく、アメリカドラマらしからぬ展開だが、ドラマ史上最高傑作と評されるほど人々を熱狂させた。
またシーズン5にいたっては、アメリカの批評サイトにて100点満点中99点という高得点を叩き出し、ギネス世界記録にも認定されることに。
「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」の名脇役であるソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)を主人公にした前日譚ドラマ。彼が本名であるジミー・マッギルという名義で活動していた過去が題材となっている。普通の弁護士だったジミーが、なぜ悪徳弁護士のソウルになったのかを描いていった。
Where would you go if you had a time machine? #BetterCallSaul pic.twitter.com/bDzH4msARf
— Better Call Saul (@BetterCallSaul) August 18, 2022
「さよなら、アルバカーキ」
そんな「ベター・コール・ソウル」がついに完結。長年作品を愛してきたファンからは、〝パーフェクトな終焉〟と称賛されており、日本国内のネット上でも、
《21世紀の映像作品ベスト3に入るくらい大傑作でした!》
《「ブレイキング・バッド」と「ベター・コール・ソウル」は全人類見ろ。タイムマシンがなくても人生やり直せるからまじで!》
《どっちが面白かったかなんて比較はどうでもよくて、お互いがお互いのために存在していた壮大な1つのドラマだったということ。シナボンを食べるたびに、あのドラマは最高に面白かったって思い出すんです》
《本当に素晴らしい物語だった。きっちり終わらせてくれたし、文句もありません!》
《「ベター・コール・ソウル」の最終話。世界中の人と、この物語を見届けられてよかった…! さよなら、アルバカーキ》
などと感極まった声が相次いでいる。
「最終回が放送された後、ソウル・グッドマンを演じたボブ・オデンカークは、ツイッターで感謝のメッセージを発信。およそ14年間演じたキャラクターへ別れを告げる動画は、世界中のファンから約20万〝いいね〟を獲得しました。最後には『人間の内にある非常に大きな何かを伝える作品です』『感謝しています』と、長年応援してくれたファンへ言葉を贈っています」(芸能ライター)
Finale thank you from Bob Odenkirk pic.twitter.com/IFODl4bcLD
— Mr. Bob Odenkirk (@mrbobodenkirk) August 16, 2022
同作を超える映像作品は、今後誕生するのだろうか…。