人気芸人が自虐…“ネタがつまらない”に賛同の声「自己分析できてる」

坂井良多 

坂井良多 (C)まいじつ

お笑いコンビ『鬼越トマホーク』が、おなじみのケンカ芸以外にインパクトのあるネタがないと自己分析を行なった。

8月20日深夜、「鬼越」は『ゴッドタン』(テレビ東京系)に出演し、お笑いについて語る企画でさまざまな持論を展開していた。

「この1年でブレイクした芸人」とのテーマでは、ヒコロヒーや岡野陽一らについて話し、『モグライダー』ともしげが『ランジャタイ』のファンを小馬鹿にしていると暴露する。

ここで「『鬼越』はどうなのファンは?」と聞かれると、坂井良多は「僕らはネタが弱いので」と前置き。これに共演者から笑いが起きると、さらに「最終的にファンってネタが好きなんですよ」との持論を述べ、「そんな弱いの?」との質問にも「めちゃめちゃ弱いです」とぶっちゃける。

劇団ひとりが「ケンカのやつしか知らないんだけど」と詳細を聞くと、金ちゃんは「この見た目でめちゃめちゃオーソドックスなことやるんですよ」とコントの作風を説明する。さらに、「劣化版の『サンドウィッチマン』さん」「NSC生が考えるようなボケとツッコミをずっと羅列でやるっていう」と続け、自身でもコントに関してはレベルが高くないことを認めたのだった。

ネタが弱いとの自虐にお笑い通たちは…

これにネット上のお笑いファンからは、

《自分たちはネタが弱い。ファンはネタを好き。だから鬼越は人気がないと冷静に分析してて、やっぱ鬼越は強いと思った》
《あの芸風で自分たちのネタ弱いって言っちゃう》
《鬼越の問題は金ちゃんがソフトなツッコミが出来ていない事。普段めちゃくちゃいいツッコミしてるのにネタの時とギャップがありすぎる》
《ネタ弱いけどコメントは強い笑》
《鬼越ネタ弱いのちゃんと自己分析できててよかった》
《よく考えてみたら鬼越は個人的にあまりにもネタの雰囲気とオチの爆発が合いすぎて爆破オチイメージついちゃっただけだ》

といった感想が。コントがつまらないことに同意しながら、自身を俯瞰視していることは評価されている。

「自分でも認識があるのなら、あえてコントや漫才で勝負することはないでしょう。ケンカ芸は『ダチョウ倶楽部』並の伝統芸になりそうですし、強みを活かせば良いのです。『ダチョウ』だってリアクション芸は一級品ですが、トークも漫才もポンコツですからね」(お笑い評論家)

「うるせぇな。お前らケンカ以外の芸クソつまんねぇからな!」とカウンターを食らう日が来るかもしれない。

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