炎上朝ドラ『ちむどんどん』またもツッコミ殺到!「調べて台本書きましたか?」

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9月2日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』で飛び出したセリフを巡り、視聴者から違和感を覚えるとの声が上がっている。

同作は、1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄の「やんばる地域」を舞台に、主人公・比嘉暢子(黒島結菜)が、ふるさとから料理人を目指すストーリー。

現在の暢子は、イタリアンレストランで約7年の修業を終え、自身の沖縄料理店「ちむどんどん」をオープンさせている。

暢子の姉で小学校教師の良子(川口春奈)は、島の野菜を使用した「うまんちゅ給食」という特別給食に取り組んでいる。しかし、そもそも野菜を嫌う子どもが多いためか、食べ残しはひどくなるばかり。

そこで、調理補助の安室のおばぁ(あめくみちこ)と母・優子(仲間由紀恵)と共に食材をキャラクターに見立てた「パペット人形劇」を披露することに。子どもたちの関心を引いた結果、その日の食べ残しが減少した。

放課後、良子の元に一通の手紙が届く。それはゴーヤが苦手だという生徒からで、「昨日、雨の中近所のおばぁが畑でゴーヤを収穫していました。(中略)どろんこになって働くおばぁを見たら、ぼくは今日給食に出たゴーヤを残すことが出来なかったです」というもの。これには良子も思わず笑顔。安室のおばぁは、良子の肩を叩きながら「よくやったね、給食主任」と労いの声をかけるのだった。

なぜゴーヤの収穫でどろんこに…?

「劇中では、めでたしめでたしと言わんばかりの雰囲気でしたが、実際この生徒が苦手なゴーヤを食べたのは〝近所のおばぁ〟のおかげ。うまんちゅ給食が成功したとは言えません。また、手紙にあった『どろんこになって働く』という表現も物議を醸しています。ゴーヤのグリーンカーテンも多いため、見たことのある人も多いと思いますが、ゴーヤはブドウのように上からぶら下がって実がなる野菜です。雨の中とは言え、どろんこになったというおばぁは一体どのようにゴーヤを収穫していたのでしょうか…」(ドラマライター)

こうした違和感に対し、視聴者からは

《すいません、ゴーヤは土の中で育つ野菜ではないですよ。ちゃんと調べて台本書きましたか?》
《ゴーヤを収穫するのに泥んこになる? 芋とかならわかるけど》
《ゴーヤのお手紙のことやるなら、給食のメニュー紹介でゴーヤのお料理も見せて欲しかったな》
《子供達はゴーヤを育てたお婆ちゃんや給食のおばさん達に気を使って食べてるだけで、心の底から喜んてはいないと思う。それでは成功したとは言えないんじゃないかな》

などといった指摘をする声が上がっている。

一部ネット上では、〝炎上商法〟とも言われている同作。視聴者から向けられる目は、依然として厳しいようだ…。

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