ジャンプ+『道産子ギャル』炎上中にアニメ化決定! 今週の漫画・アニメニュースランキング

ジャンプ+『道産子ギャル』炎上中にアニメ化決定! 今週の漫画・アニメニュースランキング

ジャンプ+『道産子ギャル』炎上中にアニメ化決定! 今週の漫画・アニメニュースランキング (C)PIXTA

漫画・アニメ界隈は、今週もさまざまなトピックで世間を賑わせました。旬の話題をお届けする『まいじつエンタ』で、今週もっとも話題となった漫画・アニメニュースをご紹介します(11/3配信まで)。

1位 ジャンプ+『道産子ギャル』炎上中にアニメ化決定! 不謹慎ヒロインが大不評

ジャンプ+『道産子ギャル』炎上中にアニメ化決定! 不謹慎ヒロインが大不評

2位 尾田栄一郎のギャグを神改変! ナミとゼウスのアニオリ描写に絶賛「原作より分かりやすい」

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3位 『呪術廻戦』映画館のシーンに既視感…まさかの『チェンソーマン』人気に便乗?

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4位  連載16年『ダイヤのA』が打ち切りエンド!? 作者が明かした完結の裏側とは…

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5位  スマホでは読めない!?『HUNTER×HUNTER』の“文字多すぎ問題”再燃

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『道産子ギャル』ヒロインのトンデモ行動に怒り

今週もっとも話題になったのは、『少年ジャンプ+』で連載中のラブコメ漫画『道産子ギャルはなまらめんこい』にまつわる記事でした。

同作は、“北海道あるある”を交えたラブコメ漫画。東京から北海道に引越した高校1年生の四季翼と、地元のギャル・冬木美波の出会いから物語がスタート。美波の奔放さ、都会と北海道の違いに振り回される四季の高校生活が描かれていきます。

10月26日には、作者の伊科田海がツイッターでアニメ化を公表。ファンからは感激のメッセージがいくつも寄せられていますが、作品に否定的な人も少なくない模様。「ジャンプ+」における同作のコメント欄は、驚くほどに荒れ狂うことに。

とくに読者から反感を買っているのは、ヒロインの1人・秋野沙友理のエピソード。秋野は四季に想いを寄せており、四季も秋野の押しに揺れ動いている最中。そんな2人がとんでもない行動に出てしまいました。

四季には、長期入院している病弱な母親がいる設定。母の容体悪化による転院とタイミングが重なったため、四季は修学旅行を欠席する。そしてそれに便乗し、秋野も修学旅行を欠席。四季は見舞いを早々に済ませ、秋野と2人きりの修学旅行を敢行するのでした。

見方を変えれば、母の病気を利用する行為に批判が殺到。読者からはドン引きする声が続出していました。

そもそも同作が好評を博していたのは、北海道あるあるが多く、ラブコメパートもほのぼのしていた物語序盤。アニメ化ではそんな“よき時代”のストーリーがメインになりそうですが、アニメスタッフは上手く調理できるでしょうか。

続いては、世界中で注目を集める『ONE PIECE』についての話題です。

アニメ『ONE PIECE』の内容に触れています

「ONE PIECE」といえば、作者・尾田栄一郎による独特のギャグセンスが発揮されていることでお馴染み。時には“ネタが分かりにくい”と言われることもありますが、10月30日に放送されたアニメ第1038話では、アニメスタッフによる神改変が行われたようです。

前回の放送では、ナミが使用する『天候棒(クリマ・タクト)』に、ビッグ・マムが使役していた雷雲・ゼウスが憑依したことが発覚。そのタイミングで「飛び六胞」のうるティが襲撃してきたため、ナミはゼウスと共に戦うことを決意します。

続く今回のエピソードでは、ナミがうるティにとどめを刺すために雷雲を召喚。するとゼウスが出てきて、「おいらに新しい名前をおくれよ」と催促します。これを聞いたナミは嬉しそうな表情を浮かべ、「わた!(綿)」と命名するのでした。

満面のドヤ顔を浮かべるナミでしたが、ゼウスは絶妙な表情へと変化。そしてナミの提案を聞かなかったかのように、「おいらはゼウス、ナミの右腕! 覚悟しろ!」と名乗るのでした…。

このナミとゼウスのやりとりこそ、視聴者から絶賛が巻き起こったシーン。ネット上では、《原作より分かりやすいギャグになった》といった反響が続出しています。

というのも、原作におけるナミとゼウスのやりとりは、非常に難解だったことで有名。ゼウスが新しい名前をねだり、ナミが「わた」と即答、それを無視する…という流れが、わずか4コマほどで描かれています。

ゼウスによる「わた」というネーミングへのリアクションは一切描かれず、淡々と会話が進んでいくため、一見するとギャグシーンだと伝わりにくい表現。そのため連載当時には、《「わた」のくだりいらないだろ》《ゼウスのままでいいやって流れのギャグだよね? よくわからない》といった指摘が相次いでいました。

アニメで見事分かりにくいシーンを補足したことで、今回は原作ファンも大満足の模様。いつも叩かれがちな引き伸ばしやアニオリ描写も、たまにはいい効果を生むようです。

果たして、来週はどんなことが話題になるのでしょうか。

【画像】

Khosro / PIXTA