『東京卍リベンジャーズ』最終巻にやはり酷評の嵐! 単行本派が阿鼻叫喚

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1月17日、超絶人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の最終31巻がついに発売された。

一足早く物語の結末を見届けていた『週刊少年マガジン』本誌派と同じく、最終話を読んだ単行本派からも阿鼻叫喚の声が上がっている。

2022年11月発売の「マガジン」51号をもって、5年半の連載に幕を下ろした「東京卍リベンジャーズ」。

どん底の生活を送っていた主人公が突如タイムリープの力に目覚め、最悪の未来を回避するために奮闘していくタイムリープサスペンスだ。

累計発行部数は7000万部を突破し、4月に実写映画の続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』の公開を控えている。

「最終31巻に収録されているのは、第270話~第278話までの物語。タイムリープの真相にも迫っており、序盤は緊張感のあるストーリーが繰り広げられます。

ただ、終盤に差し掛かるにつれて、物語は怒濤のトンデモ展開に。最終回は超スピードで月日が変わり、あっという間にハッピーエンドまっしぐら。あまりの展開の早さに、打ち切り疑惑も上がったほどです」(漫画ライター)

最終回に思うことは皆同じ?

完結を迎えた当時は本誌派から酷評する声が上がっていたが、今回ようやく最終回に目を通した単行本派も同じような感想を抱いたようで、

《今まで私たちが見てきた彼らの人生ってなんだったの…》
《伏線になるような人間関係や因果は何もなく、オカルトが原因というガッカリなオチ。この終わり方ならもっと早くに完結しておくべきでしたね》
《あの数ページで過去を塗り替えたって、無理やり感出まくり…。今までの30巻なかったことになってるやん》
《いま現在アニメでやってるところすら、なかったことにされてるしお金の無駄。買わんほうがいい》

など不満が飛び交っている。

「1月7日からアニメ『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』(テレビ東京ほか)の放送がスタートしていますが、原作最終回への酷評が影響しているのか、今までの人気が嘘だったかのように、まるで話題になっていません。

その原因は、国内主要動画ストリーミングサービス『Amazon Prime Video』『Netflix』などで配信されていないことや、アニメの作画などが考えられます。

そもそも見ている人が少ないので、ネット上に批判の声すらあまり上がっていない状態。最終巻が発売された今、もう『東京リベンジャーズ』の人気が爆発することはなさそうです」(同・ライター)

原作に対する酷評が、実写映画に響かなければいいのだが…。

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