ヤクルトの“高年俸コンビ”にファンがイライラ…「5億と6億だけヒット打ってない」

Andrey Yurlov/ Shutterstock 

東京ヤクルトスワローズは、5月に12連敗を喫して早くも自力優勝消滅、現在も中日と最下位争いを繰り広げるなど、昨年までV2を果たした強さは見る影もない。さすがのファンも苛立ちを隠せないようで、その怒りが〝働かない主力〟へと向けられている。

「ヤクルトの総年俸は、セ・リーグで1位、12球団でも2番目の高さとなる40億7850万円。これは、あの資金力豊富な巨人と6000万円差しかなく、V2で活躍した選手が増えたため、年俸も高騰したことが分かります」(週刊誌記者)

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選手別に見ると、昨年〝史上最年少三冠王〟に輝き、〝村神様〟で流行語大賞も獲得した村上宗隆は、推定年俸6億円で12球団全選手中3位。3度のトリプルスリーという野球史唯一の偉業を成し遂げたミスタースワローズ・山田哲人も、5億円で同5位となっている。

ところがこの2人、今シーズンの成績はというと、村上が打率.233、11本塁打、34打点と、本調子には程遠い状態。本塁打こそリーグ4位だが、三振数89は2位に20以上の差をつけるワーストだ。

山田も.230、8本塁打、21打点と、主要打撃タイトルのトップ5に顔を出すことができず。盗塁数もわずか4と、トリプルスリー3回の俊足はどこへやらだ。

打てない・勝てないのに超高額年俸…

全選手でも屈指の高年俸でありながら、チームを勝利に導けないこの成績にファンはイライラ。

ネット上には、《5億と6億貰ってる分、山田と村上にも弱い責任はある》《山田村上の5億6億コンビどうにかしてくれ てか何で上位打線に居座ってんねん》《山田と村上以外はヒット打ってるらしいよ。 何が言いたいかと言うと、5億と6億だけヒット打ってないってこと》《山田完全にピークすぎたよな》など、厳しい意見が並んでいる。

「山田も村上も、早熟の匂いがプンプンしますね。山田は22歳で日本人右打者最多安打、23~24歳でトリプルスリーを達成し、村上は2年目から40本近くを打つ天才バッターでしたから、伸びが早い分、衰えも早いタイプかもしれません。

心配なのは山田で、彼は一昨年に7年契約を結んだばかりと、あと4年も残っている。年齢によって衰えることが予想される中、今からこの成績では不安がつきません」(同・記者)

共に超一流プレイヤーであることは間違いないだけに、巻き返しに期待したい。

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