私人逮捕系YouTuber「ガッツch」と煉獄コロアキ、Xアカウントを削除「正直もうしんどいです」

私人逮捕系YouTuberのX(旧Twitter)アカウントの削除が相次いでいる。「ガッツch」と煉獄コロアキは6日までにXのアカウントを削除。「ガッツch」の中島蓮氏は、誹謗中傷に悩んでいたと見られる。

(ガッツch 公式ニコニコ動画より)

「ガッツch」を運営する中島蓮氏らは昨年11月、ネット掲示板でやり取りしていた男性に覚醒剤を持ってくるよう指示したとして覚醒剤取締法違反(教唆)の疑いなどで逮捕され、その後釈放。YouTubeチャンネルはBANされたが、今年1月27日にニコニコ動画で活動を再開。Xも更新していた。

中島氏らと親交のあるYouTuberの『新宿109』KENZO氏は2月6日、「これ以上誹謗中傷に耐えられないと訴えてきた」との文言を添え、中島氏からとみられるLINEのスクリーンショットを公開した。

LINEでは、中島氏とみられる人物が「今までKENZO君の背中を追いかけて、 心を震わせなんとか頑張ってこれましたが、 正直もうしんどいです」と訴え、「もし自分になにかあった時は前々から伝えていた私人逮捕なしの痴漢撲滅の計画を引き継いで貰えませんか?」とKENZO氏に活動を委ねる意向を示した。

「度を超えた誹謗中傷への注意喚起、糾弾もお願いできればと思います」とも訴えている。KENZO氏は「軽い気持ちでやってる誹謗中傷が、そのうち大事になる前にやめましょう」と、ネットユーザーに対して心ない書き込みをやめるよう訴えている。

また、同じく私人逮捕系YouTuberの煉獄コロアキも、Xアカウントを削除。昨年11月、女性が興行チケットを不正転売していると決めつけ、顔の分かる状態で動画を公開したとして、名誉毀損の疑いなどで逮捕され、その後釈放。先月には『電撃ネットワーク』南部虎弾さんの通夜で田代まさしさんに突撃しトラブルを起こしていた。

SNS上では私人逮捕系YouTuberらを励ますコメントが寄せられる一方、物議を醸している彼らの行動に「度が過ぎれば因果応報」「全て自分が被害者だと思うのも違うと思うのですが」と、違和感を示す声もあった。

参考:ニコニコ動画公式チャンネル『ガッツch』