『怪獣8号』1カ月ぶりの連載再開に賛否!「マシになった」「意味不明すぎる」

『怪獣8号』1カ月ぶりの連載再開に賛否!「マシになった」「意味不明すぎる」

『怪獣8号』5巻(松本直也/集英社)

新展開準備のために連載休止していた『怪獣8号』が、約1カ月ぶりに『ジャンプ+』にて連載を再開。ここ最近の展開が物議を醸しており、サム8ならぬ“怪8”という呼び名まで定着しつつある同作だが、最新話にも賛否両論の声が上がっている。

「怪獣8号」の舞台は、人類に害をなす怪獣が存在する世界。一度は夢やぶれた30代の“おじさん主人公”日比野カフカを軸として、防衛隊と怪獣によるスリリングな戦いが描かれていく。

連載が始まった当初は誰もが認める人気作だったが、その後の展開によって数多くのアンチが生まれてしまうことに。とりわけ敵キャラの“エリンギ”こと怪獣9号がいくどもよみがえり、主人公たちの前に立ちふさがってきたことが不満の原因になっていた。

2月4日には久しぶりの新規エピソードとなる第55話が公開されたが、“防衛隊最強”の男・鳴海弦の言動にツッコミの声が続出。そもそも鳴海は目の前で四ノ宮長官を失い、失意のどん底に陥っていたはずだった。しかし今回はビーチチェアに寝そべりながら、気ままにゲームする姿が描かれている。

思わず目を疑ってしまうような光景に、ネット上では《普通にやられてたくせに暇そうにゲームしてるのマジで謎、フリだとしてもおかしいだろ》《鳴海がサボってんのが意味不明すぎる》《やっぱツッコミどころが満載なんだよなぁ》《1ミリもかっこよくない不快なキャラすぎる》と厳しい意見が溢れかえっていた。

軌道修正しつつある? ストーリーに変化が…

しかしその一方で、第55話は連載休止前ほどには叩かれていない。さまざまな点でクオリティーが上がりつつあると考える人が多いようで、《もしかしたら話担当を雇ったんじゃないのか。清掃員時代の同僚を登場させたり、怪獣に本格的に変貌しつつある描写とか今までからは考えられん》《読者の意見聞いて描いた感は伝わった。とりあえず詰め込んだだけではあるけどマシになったよ》といった指摘も上がっている。

実際に、これまで批判を集めていた点がいくつも改善されていることは事実。たとえば、ファンたちはカフカの「清掃員出身」という設定が無駄になっていることを批判していたが、今回は冒頭から“怪獣のあとしまつ”が描かれていた。

またカフカの怪獣化が進行している描写や、サブキャラたちの掘り下げなども。今まではファンの意見は切り捨てられてきたが、ここにきて一気に反映が始まった印象だ。サム8こと『サムライ8 八丸伝』はひたすら読者を置き去りにしていったが、「怪獣8号」はふたたび評価が反転しそうな気配も漂っている。

「怪獣8号」は「ジャンプ+」を代表する看板漫画の座に返り咲くことができるのか。いろいろな意味で、今後の展開から目を離せない。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『怪獣8号』5巻(松本直也/集英社)

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