
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)
人気アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)の第71話『真竜の闘い』が、2月26日に放送。ハドラーのキャラクター性が過去と現在で“別人レベル”に変わっていることが明らかとなり、視聴者に衝撃を与えている。
※アニメ『ダイの大冒険』最新話の内容に触れています
最新話では、ダイとハドラーの決闘が進行中。かつて魔王軍の司令という地位にあり、卑劣な策略でダイ一行を苦しめてきたハドラーだったが、度重なる敗北によって武人として覚醒。ダイと正々堂々決着を付けるため、自らの命を燃やしながら戦うのだった──。
【本日放送!】
このあと9時30分から、テレビ東京系列にて第71話「真竜の闘い」放送!
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— 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」アニメ公式 (@DQ_DAI_anime) February 26, 2022
とくに視聴者の注目を集めたのが、ダイの新必殺技に剣を折られ、一度は倒れたハドラーが、自らの生命エネルギーを刃に変えてふたたび立ち上がるシーン。自らの存在を賭け、ダイに挑む彼の姿には《ハドラー、いい性格になったなぁ》《ハドラーもまた主役なんだって思える》《誇り高き武人ハドラー様》と称賛の声が上がっている。
思い返してみれば、ハドラーは作中で最も大きく成長した人物かもしれない。デルムリン島ではダイたちを人質に取るも、アバンに「大魔王の使いっぱしり」と呼ばれ逆上するなど、情けないシーンを連発。その後も卑劣な策をとってはダイたちの絆の前に敗れる…という展開を繰り返し、完全に噛ませ犬と化していた。
しかしその後、超魔生物となった辺りから風向きが変化。自らの手で決着をつけるため、大魔王バーンに敗れたダイたちを救うなど、ライバルと呼ぶに相応しいキャラクターに成長している。
ハドラーの変化は「見た目」にも
また、実はハドラーの変化は“見た目”にも及んでいた。魔軍司令時代はつねに黒いローブに身を包んでいたが、超魔生物に改造された現在では、ムキムキの胸筋をアピールするような男らしい姿に変わっている。
今回のエピソードでは、回想に一瞬だけ魔軍司令時代の姿が映り込んでおり、視聴者たちは彼の変化をあらためて実感したようだ。ネット上では《作中一番変化が大きかったキャラって、ハドラーだよねぇ…》《序盤で鼻垂らしてた小悪党がここまでの武人になるなんて思わないよ》《デルムリン島のバドラーと同一人物なのかわからないくらい外見も中身も変わってるけど、終盤のハドラーはホントカッコいいよな》という声が上がっていた。
いろいろな意味で変化を遂げ、視聴者に愛されるキャラクターになったハドラー。彼がどのような最期を迎えるのか、全視聴者が固唾を飲んで見守っている。
文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)