細田守の二の舞!?『グッバイ、ドン・グリーズ!』爆死の原因は“花田先生”の不在か…

細田守の二の舞!?『グッバイ、ドン・グリーズ!』爆死の原因は“花田先生”の不在か…

細田守の二の舞!?『グッバイ、ドン・グリーズ!』爆死の原因は“花田先生”の不在か… (C)PIXTA

いしづかあつこ監督によるオリジナル劇場アニメ『グッバイ、ドン・グリーズ!』が、2月18日より公開スタート。“よりもい”スタッフの新作として期待を集めていたものの、興行収入は大苦戦しているようだ。一体なぜ成功を収められなかったのだろうか…。

スタートダッシュに大失敗

同作は、大人になりきれない青少年たちのひと夏の冒険を描いた『スタンド・バイ・ミー』チックな青春ストーリー。周囲とうまく馴染めない男子高校生・ロウマを主人公として、波瀾万丈な冒険が描かれていく。

監督にいしづかあつこ、キャラクターデザインに吉松孝博という布陣で、2018年の大ヒットアニメ『宇宙よりも遠い場所』(よりもい)のスタッフが再結集した形。またキャスト陣も花江夏樹や梶裕貴、花澤香菜といった豪華な顔ぶれだ。

そして全国220館とそこそこな規模で公開が始まったものの、結果は振るっていない様子。現在集計されているデータによると、公開初日3日間で動員は2万5040人、興行収入3520万円という結果になっている。

稀に見る“大爆死”の要因は?

この勢いだと、累計の興収では悲惨な結果が待っていることは間違いない。しかし気になるのは、ここまで数字が低迷している理由だろう。

そもそも「よりもい」スタッフの集結という触れ込みで、アニメファンの興味をある程度引いていたはず。それにもかかわらず数字が伸び悩んでいるのは、脚本家の違いかもしれない。というのも「グッバイ、ドン・グリーズ!」は「よりもい」のスタッフ制作と謳いながらも、同作の脚本を手掛けた花田十輝が関わっていないからだ。

花田は『ラブライブ!』シリーズや『STEINS;GATE』などで知られるヒットメーカー。独特のクセがあるシナリオで賛否両論を呼びがちではあるが、作風が上手くハマった際には他の脚本家にはない爆発力を発揮する。昨年にも、TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』を大ヒットに導いていた。

「よりもい」を支えていた花田が脚本を離れたことで、「グッバイ、ドン・グリーズ!」が物足りないものとなっている可能性は否定できない。ネット上では《「よりもい」にあってドングリになかったものは花田十輝先生かもしれない…》《ドングリに足りなかったのはやっぱUR花田先生やったんやなぁ、って》《「よりもい」は花田脚本だったけどドングリは監督が書いたんか…納得しました》といった意見が上がっていた。

細田守のように、オリジナル作品を当てたあとに脚本家とのタッグを解消し、不評を招くアニメ監督は少なくない。往々にして、本当に大切なものは失ってから気づくものだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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