『ONE PIECE』“ゴムゴムの実”の正式名称は…過去の戦闘描写にもヒントがあった?

『ONE PIECE』“ゴムゴムの実”の正式名称は…過去の戦闘描写にもヒントがあった?

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

「ワノ国編」もクライマックスに差し掛かり、さまざまな新事実が明かされている漫画『ONE PIECE』。ここ最近の展開では、ルフィが食べた「ゴムゴムの実」の能力をめぐって、意味深な描写が描かれており、読者の考察が白熱しているようだ。

「ゴムゴムの実」は正式な名前ではない?

そもそもこれまで「ゴムゴムの実」として知られてきた悪魔の実には、別の名前があったようだ。そのことが示唆されたのは、第1037話『酒乱八卦』のエピソード。世界政府の最高権力である五老星たちが、伝説的な悪魔の実について言及していた。

彼らによると、その悪魔の実は過去何百年も“覚醒”したことがなく、「世界政府がわざわざもう1つの名を与えた」とのこと。すでに第1017話『号令』では、「ゴムゴムの実」は政府が護送するほどの重要アイテムだったと明かされていたので、五老星の言う悪魔の実についても「ゴムゴムの実」のことだと推測されている。

では、そんな「ゴムゴムの実」に付けられた「もう1つの名前」とは一体何なのか。海外勢を中心に有力視されているのは、“樹脂”による「ジュシジュシの実」ではないかという説だ。

樹脂の性質があらゆる面で合致!

第1043話『一緒に死のうよ!』では、カイドウの一撃に倒れるルフィの姿が描かれたのだが、そこでとある異変が発生。ルフィの髪の毛もしくは麦わら帽子がドロドロに溶けだすような描写があった。「ゴム」だと考えると違和感のある一幕だが、溶けた状態の「樹脂」だとすれば理解できるだろう。

そもそも樹脂とは、針葉樹などの植物から分泌される液体が固まった物質のこと。ゴムの原料もその一種であり、これまで描かれてきたルフィの技には樹脂らしき性質も表れていた。

樹脂には熱でやわらかくなる「熱可塑性」や、逆に硬くなる「熱硬化性」といった性質があるのだが、「ギア2」や「ギア4」の戦闘スタイルは、そうした性質を髣髴とさせる。また、「ギア3」の骨風船で膨らむルフィは、ペットボトルのようなものを成型する際に樹脂を膨らませる様子にそっくりだ。

第1043話の描写を、「ルフィの能力が覚醒した」と捉えるなら、このことには大きな意味があるだろう。つまり樹脂がゴムへと変化していた「ゴムゴムの実」状態から、「ジュシジュシの実」状態へと移ったのではないか…。

読者の間でも「ジュシジュシの実」説に納得する人は多いようで、《ジュシジュシの実は納得してまう》《ゴムは樹脂に含まれるから全身樹脂人間ってのが有力なのかな?》《ゴムゴムの実がジュシジュシの実という説に感動してる》といった声が少なくない。

現在、ルフィとカイドウの戦いも終わりが見えてきているところ。「ゴムゴムの実」の正体が明らかになる日も近いだろう。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

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