『異世界迷宮でハーレムを』がフェミニストの餌食に…? アニメ化に不安の声

『異世界迷宮でハーレムを』がフェミニストの餌食に…? アニメ化に不安の声

『異世界迷宮でハーレムを』がフェミニストの餌食に…? アニメ化に不安の声 (C)PIXTA

今年7月から放送される予定のアニメ『異世界迷宮でハーレムを』に、早くも不安の声が続出。いわゆる“奴隷ハーレムもの”と呼ばれる過激な作品が地上波で放送されることに、アニメファンたちは戦々恐々としているようだ。

そもそも「奴隷ハーレムもの」とは?

ライトノベルの歴史を振り返ってみると、主人公の男性が複数のヒロインにちやほやされる「ハーレムもの」は、2000年代から高い需要があった。“男性の脅威にならない女性”がたくさん登場する世界観が、男性読者の願望を叶えていたからだ。

その後、「ハーレムもの」の魅力をさらに凝縮させたかのような、“奴隷ハーレムモノ”が登場。文字通り、異世界の奴隷たちをヒロインとする作品群だが、主人公への無条件な好意を描くために都合のいい設定だったのだろう。

そんな奴隷ハーレムのパイオニア的な作品として知られているのが、今年の夏にアニメ化される「異世界迷宮でハーレムを」。原作は『小説家になろう』発のネット小説で、2011年あたりから投稿されている。

物語の大枠は、異世界に転移した男子高校生のミチオが、迷宮探索のために奴隷の美少女たちを仲間にしていく物語。当然主人公は購入した奴隷たちとイチャイチャし、ヒロインによる“夜伽”など、性的な描写も数多く描かれている印象だ。

「奴隷ハーレムもの」の流出を恐れる人々

一部の間でひそかに楽しまれてきた“奴隷ハーレム”の作品が、とうとうアニメ化されるとあって、不安を煽ってしまった模様。ネット上では、《さすがにアニメ化すんなとは思うけど、まあ炎上必至やろう》《夜のシーンは放送大丈夫なのか……?》《地上波放送できんの?》《フェミに目付けられたらアウトだぞ》といった声が上がっている。

たしかに最近は、“その手の作品”に理解があるファンしか見ないであろうマニアックな深夜アニメも、「性的搾取」などと批判され炎上しがち。たとえば昨年放送された『終末のハーレム』というアニメも、『BPO(放送倫理・番組向上機構)』に「性交・無避妊・受精・はらませ…女性は産む機械ではない。女性軽視だ」といったクレームが寄せられて話題になっていた。そんな令和の時代に、奴隷ハーレムものの作品をアニメ化するのは、リスクが高いのかもしれない。

果たして「異世界迷宮でハーレムを」は許されるのか。いろいろな意味で放送後の反響が気になるところだ。

文=大上賢一

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