『Dr.STONE』不遇すぎるキャラ3選! 脇役に追いやられた人物や不慮の死も…

『Dr.STONE』不遇すぎるキャラ3選! 脇役に追いやられた人物や不慮の死も…

『Dr.STONE』24巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

多くの人に愛されながらも、完結を迎えた漫画『Dr.STONE』。そのストーリーは誰もが認めるクオリティーだが、陰ながら“不遇”な扱いを受けてしまったキャラクターも少なくない。あまりに悲しい人物たちの境遇を振り返ってみよう。

出番が激減していった面子

<その1>大木大樹
大木大樹は、第1話から登場していた初期キャラクター。当初こそ石神千空の“相棒”的なポジションに見えたものの、その扱いは読者の予想を裏切るものだった。

序盤では、持ち前の怪力で千空をサポート。重要アイテムである「復活液」作成も、彼の存在なしには成しえなかった。しかし、千空と離れて司帝国にスパイとして潜入してからは出番が激減。怪力役はコハク、相棒役はクロムやあさぎりゲンなど、後出しのキャラにポジションを次々奪われていく。

極めつけは、「ジャンプ」の表紙にまつわるエピソードだ。連載1回目が掲載された2017年14号の表紙は、千空と大樹のツーショット。最終話直前の2022年13号も、この構図をオマージュした表紙となっている。

しかし、最後の表紙に並んでいたのは千空、コハク、七海龍水、スタンリーの4人。5周年の記念すべき表紙だったにもかかわらず、大樹はお払い箱になってしまった。さらに言えば第1回以降、大樹は「ジャンプ」表紙に登場していない。作者からも主要キャラとして見られていなかったようだ。

<その2>西園寺羽京
司帝国との戦いでは、敵方のNo.3として登場した羽京。しかし早々に千空たちの方に寝返り、優れた聴力と元自衛隊のスキルを活かした狙撃術で大きな戦力となった。だが司帝国の崩壊後は、しばしば便利屋として活躍するも、出番は徐々に減少してしまう。

科学王国の中では、もっとも頭の切れる5人を「五知将」と称しており、羽京もその1人だったのだが1番影が薄かった。もっとも、濃いキャラ揃いの科学王国で、常識人寄りの彼が目立つのは至難の業だったかもしれない。

さらに彼は「誰にも死んでほしくない」という一貫した思想を持っており、伏線と勘違いする描写もあったため、一部の読者から“人類石化の黒幕”であると疑われていたことも。話が終わってみればただのミスリードで、羽京は無実の罪を着せられる嫌な立ち位置を強いられてしまった。