アニメ『ONE PIECE』1カ月ぶり放送がヒドすぎる? 1014話が酷評された理由

アニメ『ONE PIECE』1カ月ぶり放送がヒドすぎる? 1014話が酷評された理由

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

国民的冒険アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1014話『マルコの涙! 白ひげ海賊団の絆』が、4月17日に放送された。約1カ月ぶりに新エピソード放送となったが、相変わらず話のテンポが遅く、“身内ネタ”でしか盛り上がらなかったようだ。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

「百獣海賊団」クイーンが放った「疫災弾」により、氷鬼化と化した侍たち。彼らを救うべく、チョッパーは必死にワクチンの大量生産に取り掛かる。そして元「白ひげ海賊団」のマルコも、氷鬼化を防ぐため、必死に“青い炎”で対処していた──。

東映アニメーションがサイバー攻撃を受けたことで、3月頭から新エピソードの供給が止まっていたアニメ「ONE PIECE」。休止中は主に「ワノ国編ベストセレクション」として、過去のエピソードが放送されていた。

今回は久しぶりに新作が放送されたのだが、とくに話は進まず、何度もアニメで描かれてきた「チョッパーがワクチンを生成しているシーン」がメイン。ほかには過去の回想シーンや目まぐるしく変わる鬼ヶ島の様子が描かれるだけだった。

あまりに話が進まないため、視聴者の中には「ベストセレクション」と勘違いする人も。ネット上では《一瞬セレクションかと思ったけどやっぱり新しい回だった》《ただでさえペースが遅いから原作から遅れてるのに、今回の騒動で更に差が開いちゃったから、いい加減ペースアップして欲しい…》《アニワン、良いとこもあるけどテンポ悪》《久しぶりかと思いきや、全然話が進まないな》といった指摘が続出している。

身内だけで盛り上がる他ない?

そんな牛歩戦術のさなか、ほぼ唯一盛り上がったのが「白ひげ海賊団」の絆を感じさせる回想シーン。マルコがパイナップルを食べている姿が描かれていたのだ。

マルコは髪型などから、見た目がパイナップルに似ているため、“共食い”と捉える人が多かったよう。ネット上では《パイナップルがパイナップル食ってるwww》《マルコがパイナップルを食ってる絵面だけ面白い》《マルコさん、パイナップル食ってる。共食いじゃん(笑)》といった反響が上がっていた。

とはいえ、熱心なファンでなければ見逃してしまうシーンであり、物語の本筋とも関係のない描写。ある意味ファンたちの“内輪ネタ”のようなものなので、一般的な視聴者にとってはやはり内容の薄いエピソードだったのではないだろうか。

次回は原作でも重要なストーリーとなっているため、少しは物語が進んで、誰もが楽しめる回になることを祈るばかりだ。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

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