
『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)
『ONE PIECE』の劇場版最新作として、今年8月に公開される予定の『ONE PIECE FILM RED』。予告編のショートムービーも次々と公開されているが、そこでトラファルガー・ローにまつわるショッキングな事実が判明してしまったようだ。
“体毛”の解釈違い!?
「ONE PIECE FILM RED」は、別次元の歌声を持つ少女・ウタを中心とする物語。「麦わらの一味」のほか、さまざまな海賊や海軍を巻き込んだストーリーが展開されるという。
劇中では、各キャラクターが原作とは違ったオリジナル衣装で登場する模様。4月20日に公開されたショート動画では、「ハートの海賊団」や「バルトクラブ」など、5人の新衣装がお披露目された。
【#OP_FILMRED 新情報】
♡ハートの海賊団
〇バルトクラブ
⚓海軍
5人のショート動画が解禁!海賊と海軍が一触即発⁉️
シャンクスの娘・ウタのライブに参戦📣#ONEPIECE pic.twitter.com/eNfhedBDHn— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) April 20, 2022
そこでファンたちに衝撃を与えたのは、ローの下半身だった。彼は黄色いシャツに短パンというファッションで、膝下を大胆にあらわにした状態。その足をよく見ると、“すね毛”が生えているのが確認できる。
かなり珍しいローの体毛描写に、ファンからは《ローのすね毛、さすがに興奮する》《年相応に男らしいローを垣間見ることが出来てめっちゃ嬉しい》と喜びの声が上がっていた。
ファンが信じる“スベスベ美脚”の証拠
しかしその一方で、ローのすね毛が解釈違いだという人の方が圧倒的に多いようで、《いや本当あの足はダメだって。解釈違いすぎて見れない》《ほんとに地雷すぎやめて》《人生の半分以上最推しだった人にすね毛が生えてきていたことの絶望感よ…》《ローさん作画ミスだろ。すね毛生えてた事あった!?》《何で今回の映画で生やしたんだよ…スタッフの間違いであってくれよ…》と嫌悪感を示す声が上がっている。
いくら二次元であっても、男性のすね毛を見たくないという人は多い様子。とくにローはこれまで“すね毛がない”キャラとして描かれてきたため、ファンが困惑しているのだろう。
原作において、ローのふくらはぎがチラリすることは度々あったが、そこでは毛の気配は一切なし。またアニメやフィギュアなどでも、事情は同じだという。
たとえば「ワノ国編」でローは和装に身を包んでおり、アニメで足元が見え隠れするシーンでは、すね毛の描写がない。この衣装をフィギュア化したメガハウスの『Portrait.Of.Pirates ワンピース “Warriors Alliance” トラファルガー・ロー』も、足に毛は見られなかった。
着物姿で挑発的な笑みを浮かべる“死の外科医”…!!
ニュース|【メガハウス】「P.O.Pワンピース」シリーズに「ハートの海賊団」の船長トラファルガー・ローがワノ国編装束で登場! #onepiece #POP #ロー https://t.co/PH0pbzgWLi pic.twitter.com/AZyk6Ne5fm
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) June 29, 2020
ローは美脚と信じてきた人にとって、突然のすね毛は“裏切り”に思えたのだろう。どうにか折り合いをつけて、映画を楽しんでもらえるといいのだが…。
文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)