『ワンパンマン』S級1位・ブラストをモブ扱い…211話の改変に失望「なにこの展開」

『ワンパンマン』S級1位・ブラストをモブ扱い…211話の改変に失望「なにこの展開」

『ワンパンマン』24巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

『となりのヤングジャンプ』で連載中の村田雄介版『ワンパンマン』。6月23日に更新された第211話では、謎に包まれた最強ヒーロー・ブラストの戦いが描かれた。しかし、その内容があまりに解釈違いだったとして、ファンから大不評を買ってしまったようだ。

※『ワンパンマン』最新話の内容に触れています

ブラストといえば、S級1位に位置する作中最強クラスのヒーロー。しかし実力は謎に包まれており、戦闘シーンが描かれたことすらほとんどなかった。

今回のエピソードでは、そんなブラストが“神”の力でパワーアップを遂げたガロウと正面から激突。ブラストには「宇宙の真理」を操る力があるらしく、「次元砲(ディメンションキャノン)」「重力拳(グラビティナックル)」といった技を放つ。

そしてワープホールのようなもので、ガロウを強制転送しようとするのだが、強大なエネルギーによって失敗。逆に「核分裂重力拳」という技で、激しい反撃を食らうのだった…。

ついにその実力を発揮したブラストだったが、ガロウと同レベルどころか、わずかに押されている印象。ガロウが覚醒し、災害レベル“神”と自称するほどの力を手に入れているとはいえ、ブラストの活躍が見られなかったことに失望する人は多い。

「最強」のはずがサイタマの引き立て役に

戦闘力だけの話ではなく、キャラクターとしての描き方も賛否を呼んでいる模様。ブラストは技を打ち破られた際、「何」と驚愕しており、終始冷や汗をかきながらガロウの相手をしていた。

さらにサイタマが駆け付け、ガロウと「マジ殴り」の応酬を繰り広げた際には、膨大なエネルギー量に驚きつつ、地球が砕けるかもしれないと警鐘を鳴らす。いわばバトル漫画でありがちな、“解説役”のポジションに収まっているのだ。

ブラストの格がガタ落ちしたことで、原作ファンからは《なにこの展開…ブラストが一気にモブ化したぞ》《村田版ワンパンマン、一線超えちゃった》《原作でまだ出てきてさえないのにブラストの底が見えちゃったじゃん》《ブラスト登場何年も引っ張ったのにドラゴンボールの界王神みたいな小物臭してて悲しい》《サイタマより弱いのが確定してしまったのが惜しい》といった不満の声が噴出している。

とはいえ、周囲のキャラクターまで死に瀕しており、このままでは地球自体が破壊されかねない状況。ブラストは今後、その能力によって時を戻す役割を担うのかもしれない。そう考えれば多少救いはあるが、戦力としてはサイタマやブラストに及ばない描写となっていることは否めないだろう。

今後、ブラストの威厳をとり戻す展開にもっていくことはできるのだろうか…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ワンパンマン』24巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

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