『エルデンリング』ついにブーム終焉? オンラインが過疎状態に…

『エルデンリング』ついにブーム終焉? オンラインが過疎状態に…

『エルデンリング』ついにブーム終焉? オンラインが過疎状態に… (C)PIXTA

フロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』(エルデンリング)は、世界中で高い評価を受けたアクションRPG。しかし同作の“オンライン要素”は、発売当初から賛否を呼んできた。現在では、ブームの終わりを嘆く声すら上がっている。

過疎化が進んでいる狭間の地

「エルデンリング」のオンラインでは、世界中の褪せ人とともに、作品の舞台となった「狭間の地」を駆け回ることができる。ときには強敵を相手に共闘したり、敵対して決闘したりすることが可能。マルチプレイ中のワールドに侵入して、冒険を妨害するなど、自由度の高い設定になっている。

同作を手掛けるフロム・ソフトウェアのゲームは、『DARK SOULS』シリーズを始めとして、こうした敵味方の侵入というオンライン要素を代々受け継いできた。しかし「エルデンリング」は他作品とは違って、広大なマップを舞台としたオープンワールドゲームという違いがある。

そうした条件もあるのか、現在の同作では一部の場所を除いて過疎化が進んでいるという意見が多い。実際にオンラインでプレイする人々は減少しており、最盛期にはSteamで90万人を超える同時接続数を記録していたが、近頃は5万人を割ることがほとんどだ。

マルチ派の褪せ人からは、《対人勢がもう全然いなくて正門前とか過っ疎過疎》《マルチで楽しみたい勢なんだが、サインが全然ない気がする》《前はなんだかんだ言って1日30回くらいは侵入出来たけど今はもう0〜4回くらいしか侵入出来ない》といった不満の声が飛び交っている。

オンラインは必要なのか?

ところがこうした風潮に対して、孤高な褪せ人たちはしきりに反論を繰り広げている。というのも、「エルデンリング」はオンラインに接続しなくても、1人で十分楽しめるゲーム性。むしろ下手にマルチプレイすると、ゲームの楽しさを損なってしまうことすらある。

なにより「死にゲー」の看板を掲げている高難易度ゲームなので、1人でクリアすることの達成感を求めて戦うプレイヤーも多い。

ソロプレイこそ至高という考え方からすると、マルチの盛り上がりなど、どうでもいいものに過ぎないのだろう。ネット上では、《エルデンリングは基本ソロゲーやぞ 過疎でもゲームは続くでしょ》《個人的には、ひとりで腰を据えて没頭するゲームだと思ってる》との主張が少なくない。

また、Steam版では有志が作ったMODを導入して遊ぶことができるが、MODを入れたオンラインプレイは制限されるのが一般的。もしかすると熱心なファンこそ、オンラインではなくソロの世界にこもっているのかもしれない。

フロム・ソフトウェアのゲームはまず他人ではなく、“自分との戦い”であったことを思い出すべきだろう。

文=野木

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Khosro / PIXTA

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