壱百満天原サロメが性教育?『ルナルナ』を知らなかったVTuberオタクが覚醒する

壱百満天原サロメの教育効果?『ルナルナ』を知らなかったVTuberオタクが覚醒する

壱百満天原サロメの教育効果?『ルナルナ』を知らなかったVTuberオタクが覚醒する (C)PIXTA

『にじさんじ』所属のVTuber・壱百満天原サロメが人気を博したことで、業界にちょっとした変化が現れている模様。これまで女性の身体事情についてほとんど知らなかったオタクたちが、“保健体育”に詳しくなりつつあるようだ。

リベラルメディアも絶賛したツイート

先日サロメはツイッター上で、その日行うつもりだった配信を「おやすみ」することをファンたちに報告。《本日わたくし生理痛(絵文字)がヤバ(絵文字)すぎるため長時間椅子(絵文字)に座る自身がございません(絵文字)》といった文言によって、その理由を説明していた。

相変わらず絵文字だらけのツイートで深刻なノリではなかったが、よく見ると“生理痛”という少し生々しい理由。VTuber業界ではあまり見ない報告だったが、自身の事情をオープンに説明するその姿勢は、同じ女性たちの共感を集めることに。リベラル系のWebメディア「ハフポスト」日本版も、サロメのツイートを好意的に取り上げている。

もちろん男性ファンたちも、そんなサロメのスタンスを応援している模様。SNS上では、《ルナルナに入れとくね》と“行きすぎた理解”を示すオタクも存在するほどだ。当然、そうした反応にはドン引きの声が巻き起こっているのだが、中には《ルナルナ入れている!こいつ非処女!と騒いでた頃と比べたらオタクも成長してるな》と感慨深くなる人も。

リスナーを賢くしていくサロメ

VTuber業界の同じような騒動として思い出されるのが、『ホロライブ』のVTuber・兎田ぺこらの“ルナルナ騒動”。昨年3月に行われた配信で、彼女のスマートフォンに生理日管理アプリ『ルナルナ』が入っていたことが発覚し、ちょっとした騒ぎに発展した。

本来なら燃えるようなことではないのだが、SNSなどでは《ルナルナ入れてるとか彼氏いるの確定かよ》《ルナルナ入ってるってことはぺこら彼氏持ちほぼ確じゃん》といった声が。「生理日管理アプリがある=彼氏がいる」という認識はあまりに幼稚だが、男性VTuberオタクの女性に関する理解はこの程度だった。

他方で、サロメは以前から女性特有の事情について啓蒙的に語ってきたことで有名。7月1日の配信では、実況中のゲームに「タンポン」が登場したことから、男性視聴者にその仕組みなどを説明し、性別を越えた相互理解を訴えていた。

そうした地道な“教育”は、すでに身を結びつつあるのかもしれない。もはや生理痛を明かしたくらいでは、VTuberオタクは大騒ぎしないのだろう。「ルナルナ」が映っただけで炎上してしまう、かわいそうなVTuberが二度と現れないことを祈る…。

文=大上賢一

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