オタクたちが幼児退行!? 空前絶後の「ママキャラ」ブーム到来中

オタクたちが幼児退行!? 空前絶後の「ママキャラ」ブーム到来中

オタクたちが幼児退行!? 空前絶後の「ママキャラ」ブーム到来中 (C)PIXTA

かつて評論家たちは、オタクについて「成熟を拒否した存在」だと言い表していた。その傾向が加速したためなのか、最近では母性によってすべてを優しく包み込むような“ママキャラ”が続々登場。多くの人を幼児退行させているようだ。

絶大な影響力を及ぼした『ウマ娘』

ブームの中でとりわけ目立っていたのが、Cygamesの人気スマートフォンアプリ『ウマ娘プリティーダービー』。ゲーム内に登場するスーパークリークというキャラクターは、典型的なママキャラだった。

公式プロフィールにて「時に人をダメにし、一緒に自分もダメになるが、その母性の力は凄まじい」とあり、人を甘やかすことでトラブルを起こしてしまう設定。トレーナー(プレイヤー)はもちろん、同輩であるはずのウマ娘たちも“赤ちゃん”にしようと目論んでいる。もちろん実際に血縁であるわけもないのだが、強すぎる母性をもったキャラクターをオタクたちは「ママ」と呼びがちだ。

最近の漫画業界では、ほかにもママキャラが多数存在する。たとえば、『週刊ヤングジャンプ』で連載中の『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』に登場する花園羽々里もその1人だろう。

同作はざっくり説明すると、運命の人が100人いるという主人公が、その全員を「彼女」にしようと奔走するラブコメ。羽々里は最初の彼女・花園羽香里の実母として登場するのだが、早々に主人公のハーレム入り。当然他のヒロインたちよりも年上なのだが、「ママごっこしたい!!! ママごっこしたい!!!」といった迷言を残し、「おしめ」を替えたがるような“モンスターペアレント”だった。

あらゆるところに母性の影が

ネット上で人気のバズ漫画においても、ママキャラの登場は後を絶たない。『ニコニコ漫画』で連載中の『淫獄団地』では、ワタナベという人妻が典型的なタイプだと言える。

同作は、とある団地の管理人を務めることになった青年が、特殊な性癖を暴走させた凶悪な人妻たちを戦うストーリー。ワタナベは普段から子どもへの過剰なスキンシップが問題視されていたが、「リビドークロス」という謎めいたアイテムの効果で、誘拐にまで手を染めてしまう。

『コロコロオンライン』内のWeb漫画サイト『週刊コロコロコミック』では、今年3月から連載が始まった『ぷにるはかわいいスライム』がツイッター上で大きな話題に。主人公・コタローが片想いしている中学校3年生の少女・雲母麻美は、その内に獰猛な母性を隠し持っていた。

普段は清楚で学園のマドンナといった佇まいなのだが、実は子どもを視界に入れると母性を抑えられなくなってしまう性分。幼い少女のような見た目のスライム・ぷにるを、強引に甘やかそうとする危険人物として描かれている。

オタクたちからの需要に合わせてママキャラが生まれるのか、それともママキャラに触発されて赤子にもどってしまうのか…。いずれにしろ、庵野秀明あたりが見たら卒倒してしまう光景かもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Benzoix / PIXTA

【あわせて読みたい】