サロメお嬢様もドハマり!? ジャンプ+『マリッジトキシン』に社会現象の予感

サロメお嬢様もドハマり!? ジャンプ+『マリッジトキシン』に社会現象の予感

サロメお嬢様もドハマり!? ジャンプ+『マリッジトキシン』に社会現象の予感 (C)PIXTA

ここ数年、『SPY×FAMILY』を始めとして大ヒット漫画を連発している『ジャンプ+』。最近では原作・静脈、作画・依田瑞稀による『マリッジトキシン』という作品が、ネクストブレイク候補として世間の注目を集めているようだ。

「殺し屋×婚活」の王道バトル

「マリッジトキシン」の主人公は、由緒正しい殺し屋一族の青年・下呂ヒカル。さまざまな殺し屋とバトルを繰り広げるのだが、それはさておき、“結婚相手を見つけることが目的”というユニークなストーリーだ。

連載が始まったのは、今年4月のこと。たちまち口コミで人気が爆発すると、毎話のように100万回を超える閲覧数を記録。8月に刊行されたコミックス1巻は『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴が帯にコメントを寄せ、発売即重版が決まったという。

さらに8月31日に発表された『次にくるマンガ大賞 2022』では、「Webマンガ部門」の8位にランクイン。また、『にじさんじ』に所属する大人気VTuber・壱百満天原サロメが、「今週気になるものリスト」の中で触れていたことも話題を呼んだ。

ギャグとシリアスの闇鍋

「マリッジトキシン」は連載開始当初、シリアスな作品の“フリ”をしていた。第1話から下呂の背負っているハードな生い立ちや、酷薄な世界観が描かれていたため、重苦しい作品だと勘違いする人も多かっただろう。

ところがその後、作品の本性があらわになったことで人気が加速。実際には、「マリッジトキシン」はシリアスとギャグの両方をこれでもかと盛り込んだ怪作だったのだ。

メインキャラの下呂や結婚詐欺師・城崎だけでなく、あらゆる登場人物のクセが強く、ギャグ漫画のような展開が挟み込まれることも。シリアスなエピソードでもそのノリは変わらず、読者を盛り上げてきた。

最近ひと段落した「嬉野編」は、そんな作風の真骨頂。ネット上では《ギャグとシリアスの塩梅が絶妙で面白い》《癖強めのキャラクター、バトルと急にぶっ込まれるギャグのバランスが丁度良い》《重い回想シーンに冷静にギャグ混ぜられるの、ドおもしろいんだよな》と虜になるファンが続出している。

ギャグとシリアスの混交といえば、「SPY×FAMILY」もその路線の成功例。今後メディアミックスの機会があれば、社会現象化も夢ではないかもしれない…。

文=野木

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