ジャンプ読切で大ヒット確定の傑作誕生!? 金未来杯1作目『絵に描いた餅を描いた餅』が話題

ジャンプ読切で大ヒット確定の傑作誕生!? 金未来杯1作目『絵に描いた餅を描いた餅』が話題

ジャンプ読切で大ヒット確定の傑作誕生!? 金未来杯1作目『絵に描いた餅を描いた餅』が話題 (C)PIXTA

9月26日発売の『週刊少年ジャンプ』43号に、林快彦の読み切り作品『絵に描いた餅を描いた餅』が掲載された。涙腺を刺激する青春ドラマに、ネット上では「傑作」との呼び声が高まっているが、連載化については一抹の不安要素も…。

早くも優勝決定?

「絵に描いた餅を描いた餅」は、吹奏楽部のトランペッター・四宮純香と、漫画家を目指す小南奈子の友情を描いた物語。部のエースとして順風満帆だった四宮は、小南と友達でいながらも、どこか見下した感情を抱いていた。しかし、四宮の体にある異変が起きたことで、2人の関係は大きく変わってしまう…。

同作は、「ジャンプ」の新人漫画家を発掘する「金未来杯」のノミネート作品。「金未来杯」は読み切りを読者からの投票数で競わせるという企画で、優勝者は連載にこぎつけることが多い。

そこで今年度の開幕1発目に掲載されたのが「絵に描いた餅を描いた餅」だったが、はやくもネット上では《ジャンプ金未来杯、これもう優勝決まりでは?》《なんだこの最高すぎる読み切り…これが金未来杯優勝しなきゃ嘘でしょってレベル》《こんなん優勝確定。今まで読んだ読み切りの中で一番おもろい》と絶賛の声が巻き起こっている。

『ルリドラゴン』ファンに刺さる内容

繊細な心理描写に、オノマトペを極力排除した巧みな演出、心をゆさぶるストーリーなど、新人とは思えないほどのクオリティ。現在の「ジャンプ」連載陣と比べても、十分戦えそうな内容だ。

1点だけ、作中のシリアスなシーンで「劣情」という言葉の誤用にツッコミの声が上がっているが、もし連載化すれば編集部の校正が入る部分なので、そこまで懸念する必要はないだろう。

ただ、気になるのは作品の方向性が「ジャンプ」では珍しい“百合”風味であること。すでに同誌では、女子高生の日常百合漫画として『ルリドラゴン』が人気を博していた。現在は連載休止中だが、もし両作品が同時に連載されるようになると、「女子高生の百合漫画」として方向性がかぶってしまうかもしれない。

ただでさえ「オタク向けになった」と言われている最近の「ジャンプ」。両作品ともクオリティ自体は高いので、いっそこの方向性で突き抜けてほしい。

文=野木

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StudioRomantic / PIXTA

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