“元四皇”ビッグ・マム海賊団は弱すぎる? 船長から幹部までかませ犬に…

“元四皇”ビッグ・マム海賊団は弱すぎる? 船長から幹部までかませ犬に…

『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)

つい先日『ONE PIECE』はワノ国編が完結を迎え、世界の情勢が一変することに。読者たちの間でも、これまでの展開を踏まえて、さまざまな海賊団の格付けが行われているが、「ビッグ・マム海賊団」の株は下がり続けているようだ。

※「ONE PIECE」最新話までの内容に触れています

「ビッグ・マム海賊団」といえば、ホールケーキアイランド編からワノ国編まで、「麦わらの一味」を大いに苦しめたことが記憶に新しい。メンバーには強力な能力者たちが揃っており、彼らを率いる船長のビッグ・マムは、元・四皇の称号をもつ強敵だった。

しかし冷静に振り返ると、そんな“強者”のイメージは簡単に崩れ去ってしまう。「ビッグ・マム海賊団」の幹部といえば、ルフィと追い詰めたカタクリが印象的だが、扉絵で展開されている「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」で敗北シーンが描かれることに。

vol.18「シーザーの幻覚ガス!!」では、シーザーの能力によって、同じく幹部であるオーブンと同士討ちさせられている描写が。その結果、シーザーやジェルマの面々はまんまと脱出に成功したようだ。

またvol.21「プリンが攫われた!!」では、スイート3将星の一角であるクラッカーが登場。何者かの能力によって氷漬けにされ、プリンを誘拐されるという痛恨のミスが描かれていた。

物語の都合? かませ犬と化した海賊団

船長不在とはいえ、本拠地かつ幹部も勢ぞろいという状況で、次々と敗北してしまった「ビッグ・マム海賊団」。これには読者たちも、《ビッグ・マムいなくなった途端にかませ犬になってるな…》《カタクリとオーブンが情けなさすぎる》《いつの間にかビッグ・マム海賊団よわよわ日記になってる》と落胆を隠せなかったようだ。

さらに追い打ちをかけているのが、ビッグ・マムの末路。彼女はホールケーキアイランドを飛び出し、ワノ国でも大暴れし、カイドウと組んでルフィたちを追い詰めた。しかし最終的には、トラファルガー・ローとユースタス・キッドのコンビに敗北することに…。

いわば海賊の頂点に近い座だったにもかかわらず、「麦わらの一味」と関係ない「最悪の世代」に敗北。《マムの最期なんか悲しいな》《ビッグ・マムかわいそうだな》などと、同情の声すら上がる始末だ。

そもそも「ビッグ・マム海賊団」はストーリー的にも、ワノ国編における添え物のような扱いだった。今後再登場した際には、威厳を取り戻してほしいところだが…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)

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