アニメ『艦これ』“また”第3話でやらかし!? ツッコミどころ満載の戦闘シーンに…

アニメ『艦これ』“また”第3話でやらかし!? ツッコミどころ満載の戦闘シーンに…

アニメ『艦これ』“また”第3話でやらかし!? ツッコミどころ満載の戦闘シーンに… (C)PIXTA

アニメ『「艦これ」いつかあの海で』(TOKYO MXほか)に“運命の3話”が訪れたのだが、前作TVアニメと同じく、第3話で評判を大きく落としてしまった模様。ツッコミどころが多い描写に、ファンたちは《やっぱり艦これのアニメ化は無理だった》などとぼやいている。

艦船であることを忘れた山城

これまで同アニメでは山城、扶桑、最上、山雲、朝雲、満潮たちによる「第一遊撃部隊 第三部隊(1YB3H)」にスポットを当て、レイテ沖海戦の史実をなぞる形で物語が進行していた。

しかし11月17日深夜に放送された第3話では、史実とは離れたIFのストーリーが展開。「1YB3H」のメンバーがピンチの時、後続の「第二遊撃部隊(2YB)」が颯爽と駆け付け、その後もさまざまな艦娘たちが集結して強大な敵に立ち向かった。

ちなみに史実通りだと「1YB3H」は時雨を残して全滅してしまうため、アニメでの改変はファンもそこそこ納得しているようだ。ただしそこでネックとなったのが、“艦娘”ならではの戦闘描写。

史実通り、扶桑に敵の魚雷が直撃してしまうのだが、身にまとった兵装が炎上したまま進軍。しかし戦艦の大きさならいざ知らず、艦娘の兵装くらいの規模感なら海水ですぐに鎮火できそうなので、なぜか炎上する扶桑を周囲がスルーしているかのような絵面となった。

そして極めつけは、最後に登場した山城のジャンプ。これまでは敵も味方も艦隊戦っぽい戦い方を徹底していたはずなのだが、ついに海上でジャンプをして戦う艦娘が現れてしまったのだ…。

シリアスな艦船擬人化アニメは難しい?

「山城ジャンプ」を始めとしたシュールな映像の数々に、視聴者からは、《水上でジャンプできるなら魚雷回避も簡単では?》《艦これアニメ悲壮感漂ってきてたけどなんかジャンプしたところで駄目だった…》《艦これのアニメ化って難しいわ》《急に船のふりするのやめるな》《棒立ちで被弾して大破の姉さま 誰も姉さまの火を消そうとしない》といったツッコミが。

全体を通してシリアスで悲壮感たっぷりな演出が続いていたことも、かえって戦闘シーンの違和感を浮き彫りにしたようだ。

これは艦船擬人化ゲームのアニメ化の宿命なのかもしれないが、「もし人間の形をした戦艦や空母などが存在したら、どのように戦うのか」という問題については、いまだに誰も正解に辿り着いていない。

ゲームではプレイヤー各々が勝手に脳内で補完しているのだが、映像化するとどうしてもリアリティのない描写になってしまうのだろう。そもそも艦船擬人化という設定でシリアスなアニメにするのは、映像的に無理があるのかもしれない。

前作の「艦これ」TVアニメは3話の如月轟沈で炎上してしまったが、数奇なことに今回も3話が鬼門に。いっそのこと艦娘たちがかわいいだけの日常アニメを作った方が、提督たちも喜びそうだ。

文=大上賢一

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