2022年のスパチャランキングに異変!?『ホロライブ』は“限界”を迎えたのか

2022年のスパチャランキングに異変!?『ホロライブ』は“限界”を迎えたのか

2022年のスパチャランキングに異変!?『ホロライブ』は“限界”を迎えたのか (C)PIXTA

ここ数年のVTuberブームによって広く浸透した、YouTubeの“投げ銭”機能ことスーパーチャット。今でも『ホロライブ』や『にじさんじ』は好調にスパチャを集めているようだが、昨年のデータを見てみると、業界に大きな変動が起きていたようだ。

「にじさんじ」海外部門の躍進

今回参照したのは、YouTubeのデータを集計しているサイト『PLAYBOARD』。2022年1月1日から12月9日までの集計となる年間チャートから、VTuberのスパチャランキングを振り返ってみよう。

そこで1位に輝いていたのは、『にじさんじ』の海外部門『NIJISANJI EN』に所属する男性VTuberのVox Akuma (ヴォックス・アクマ)。

2021年12月にデビューし、チャンネル登録者数124万人越えの勢いを誇っているが、その人気はスパチャにも反映されているらしい。

そして2位と3位には、「ホロライブ」6期生の沙花叉クロヱと博衣こよりがランクイン。

4位に「NIJISANJI EN」のLuca Kaneshiro(ルカ・カネシロ)が続き、5位は「にじさんじ」の男性VTuber・不破湊となっていた。

少し前までは、スーパーチャットといえば「ホロライブ」というイメージがあったものの、昨年は勢力図がガラっと変わったようだ。

海外勢の「にじさんじ」男性VTuberという、これまでにないタイプの“スパチャキング”が誕生した。

「スーパーチャット」が減った理由とは?

これまでのスパチャランキングでは、潤羽るしあや桐生ココが圧倒的な存在感を放っていたが、いずれもすでに「ホロライブ」を卒業済み。

2022年のランキング上位に食い込んだ「ホロライブ」メンバーは、新人が多く、ベテランの勢いは落ち着いている印象だ。

一気に激変したスパチャ勢力図に、ネット上では《にじさんじENすごいな》《男性VTuberの流れきてる》《バーチャルキャバクラじゃなくてホストクラブだったか》とざわめく声が上がっていた。

ただ、スーパーチャットの総額から、VTuber業界全体が縮小しているという疑惑も生じている模様。

2021年にスパチャ金額が1位だった潤羽るしあは、約2億円を稼いでいたのに対して、2022年トップのVox Akumaは総額約1億3,000万円にとどまっている。

一概に「スパチャ=VTuberの人気」とするのは暴論だが、過熱しすぎていたブームがようやく落ち着いてきたのかもしれない。

なお、スーパーチャットが減少した理由としては、《コロナ禍が終わったから》《物価上昇でリスナーのお金がなくなった》といった説が。

また最近の「ホロライブ」については、メンバーシップギフトやグッズ販売など、スパチャ以外のマネタイズに力を入れているという説もある。

2023年、VTuber業界はどのように変わっていくのだろうか。今後の展開にも注目したい。

文=大上賢一

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