『ワンパンマン』で“To LOVEる”展開!? タツマキの胸に過激すぎるハプニング

『ワンパンマン』で“To LOVEる”展開!? タツマキの胸に過激すぎるハプニング

『ワンパンマン』27巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

人気ヒーロー漫画『ワンパンマン』の最新話が、1月26日に『となりのヤングジャンプ』で配信された。タツマキ&フブキ姉妹とサイタマによる意味深な描写がてんこ盛りとなっており、ラブコメ展開を期待する声が上がっている。

※『ワンパンマン』最新話に触れています

フブキ組に謎の組織「ツクヨミ」のスパイが紛れ込んでいたことが発覚し、ピンチに陥ってしまったフブキたち。タツマキやサイタマの活躍によって難を逃れるものの、今度はその2人が一触即発の雰囲気となってしまう。

第223話では、フブキ組に手を出そうとするタツマキをサイタマが制止。超能力を全身に浴びるのだが、サイタマの体は微動だにしない。

痺れを切らしたタツマキがフルパワーで応戦すると、建物ごと吹き飛ばしそうな勢いになる。危機感を抱いたサイタマは、無理やりタツマキを抱きかかえ、外へと飛び出していく…。

このところ「ワンパンマン」では、村田雄介の超絶画力によって、女性キャラクターたちの色気に磨きがかかっている。ボディラインの凹凸が激しく強調されていることが話題を呼んでいたが、今回もその技巧が遺憾なく発揮されたようだ。

とりわけ読者を興奮させたのは、サイタマがタツマキを抱き寄せるシーン。密着したことで胸が押しつぶされる描写が肉感的に描かれており、ネット上では《タツマキ…意外と胸あるんやなぁ…》《ぷにってなってるの本当に最高》《この胸の潰れてる感じ良いよなタツマキ》と歓喜の声が相次いでいた。

三角関係に色めき立つ読者

まるで『To LOVEる-とらぶる-』のようなお色気ハプニングだったが、それだけでなく“ラブコメの波動”を感じさせる描写も存在した。

今回、タツマキがサイタマに対して、妹との関係を問いかけるシーンが。そこでサイタマは少し悩んだ末、「ただの知り合い」という答えを出す。するとフブキはショックを受けたような、切ない表情を浮かべたのだ。

他方で、サイタマがタツマキを抱き寄せるシーンでは、意表を突かれたタツマキの顔がアップで描き出されていた。

こうした描写から、サイタマを中心とした三角関係を見出す読者が急増しており、《フブキとタツマキでサイタマ争奪戦勃発しそうな気配をビンビンに感じます!》《姉妹でサイタマに恋に落ちて欲しい…》といった声が上がっている。

ONEによるオリジナル版の「ワンパンマン」では、当然お色気的なシーンは存在していない。当然、甘酸っぱい三角関係も勃発していなかった。

男女のキャラクターが少し絡んだだけで色恋に結びつけるのも、強引な気がするのだが…。今回の“原作改変”は、どう評価されるのだろうか。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ワンパンマン』27巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

◆過去の「ワンパンマン」レビューはこちら

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