
『ラブライブ!』公式にクソリプ祭り!?“声出し”を求める楠木ともりファンが殺到 (C)PIXTA
新型コロナウイルスの流行が続く中、オタク界隈を騒がせている、ライブイベントなどの“声出し”問題。『ラブライブ!』シリーズでも激しい議論を呼んでおり、公式ツイッターアカウントが大荒れする事態となってしまった。
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声優ファンが望む「お別れの言葉」
問題の発端となったのは、2月4日・5日に東京ガーデンシアターで開催される予定の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE! ~A・ZU・NA LAGOON~』だ。
「ラブライブ!」シリーズの公式アカウントは度々同イベントの告知を行っているのだが、リプライ欄は「声出しは?」という一言リプライで埋め尽くされている。
#虹ヶ咲 UNIT LIVE!〜A・ZU・NA LAGOON〜
💓本番まであと5日💓
生配信チケットはこちらから✅https://t.co/NQ4hJg7hs4
これまでのA・ZU・NAの楽曲はもちろん、3rdシングル「Blue!」収録の特典ドラマ「A・ZU・NAランドは止まらない!」を聞いておくと、より楽しめるかもしれません🐚🐠✨ pic.twitter.com/n1PJ50EKIh
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) January 30, 2023
実は同イベントは、ファンにとって特別な意味をもつ。
これまで同作の優木せつ菜・中川菜々役は人気声優の楠木ともりが演じてきたが、体調的な都合により、降板することが決定している。
現状発表されている情報では、「ラブライブ!」声優としての楠木ともりにとっては、2月4日・5日が“ラストライブ”になる模様。そこでファンたちは、最後に感謝を伝えるべく声出し解禁を熱望しているようだ。
実際にリプライ欄では、《どうか、ともりるの最後のライブでありがとうを言わせてください》《最後の最後に楠木ともりさんにありがとうの気持ちを伝えたいです、どうかお願いします……!》《マジで声出させてくれ 楠木さん最後だぞ》《最後くらいは、私たちの声でともりるにお別れを言わせてください》と切実さを感じさせる声も多い。
「スーパースター!!」は声出しを解禁したが…
もともと「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の関連ライブは、声出しを控えるようルールが徹底されていた。
だが、「ラブライブ!」の別グループである「Liella!」は、今年3月に開催されるドーム公演『ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~』で、声出しを解禁することを発表している。
また、2月に「Liella!」が出演する音楽フェス『超次元音楽祭 ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2023』においても、声出しに関する緩和処置が行われることが発表済みだ。
声出しに関する緩和措置について
🔔一部改訂#超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2023-イベント開催にまつわる規制緩和の発表を受け
当イベントでは1月30日にガイドラインの
改訂を行いました
不織布マスクご着用の上😷
発声ありのライブをお楽しみ下さいhttps://t.co/tTVKLYyoKr pic.twitter.com/0CurrmD4pA— 超次元音楽祭 (@Cho_jigen_Music) January 31, 2023
ほかのアニメ系イベントでも声出しを解禁するところが増えているため、なおさら“声出しNG”のライブに反発するファンが相次いでいるのだろう。
とはいえ、現在でも新型コロナウイルスの影響力が弱まっているわけではない。1月15日より始まった『舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters’ Story~』は、公演関係者に陽性が発覚し、スケジュールが大幅に変更された。
声出し解禁には大きなリスクもあるため、イベント運営側が難しい立場にあることは間違いない。今後、どこまでファンの理解を得られるだろうか。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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