
『はじめの一歩』136巻(森川ジョージ/講談社)
4月12日発売の『週刊少年マガジン』19号に掲載された『はじめの一歩』では、ライト級の世界チャンピオンとして新たなボクサーが登場。マーカス・ロザリオというその人物の“髪型”をめぐって、思わず悲鳴を上げる読者が相次いでいる。
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※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています
第1418話『マーカス・ロザリオ』では、間柴了の次なる対戦相手について語り合う鴨川ボクシングジムの面々が描かれた。
カトリック教会で使われる“ロザリオ”を冠した名前のボクサーだが、一歩はその戦績について、多数の無効試合(ノーコンテスト)と反則負けがあったことを語る。さらに頭突き(バッティング)で相手を血まみれにする戦い方から、マーカスは「プエルトリコの悪童」という異名をもつという。
場面は変わってプエルトリコ。街中で拳銃を取り出し、無法者のノリを見せ付けるマーカスの姿が描かれる…。
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ライト級世界戦に向け、準備を進める間柴。
対する現王者の正体は…?ROUND1418「マーカス・ロザリオ」
よろしくお願いします🙏https://t.co/116aLU7ESA pic.twitter.com/SOp9RSxARz— 『はじめの一歩』担当 (@hajimenoippo100) April 12, 2023
新キャラクターとして読者たちの度肝を抜いたマーカスだが、実はそのインパクトは見た目に集中している。
というのも、本来毛髪が生えているはずの頭に、びっしりとフジツボが密集しているかのような描き方だったのだ。
どう見ても髪ではなく、頭皮がフジツボ状に変形している印象を受けるため、作中初の“人外キャラ”として波紋を呼んでいる。
耐えきれず脱落宣言をする読者たちも…
衝撃的な髪型をもつマーカスに、ネット上では《髪型なんだあれ…》《髪型どうにかならんかったのか…》《あんなん笑わないの無理ですって! 頭にフジツボ融合してるじゃないですかw》といった声が続出。
また、いわゆる「蓮コラ」にも似ていることから、集合体恐怖症の読者たちは苦痛を覚えているようだ。《集合体恐怖症の自分には無理やわ》《マジで頭気持ち悪いんだよなぁ。生理的に見たくない》《ガチで気持ち悪い 鳥肌立ったわ 当面読むの辞めるわ マーカス戦終わったら教えてくれ》《髪型が気持ち悪すぎる! 集合体恐怖症殺しの対戦相手ですよ!?》と切実な声を上げている人も少なくない。
なおマーカスが規格外なのは見た目だけでなく、その言動にもツッコミが相次いでいる。犬の鳴き声が癇に障ったからと銃を取り出し、それを諌められると、人間に向かって発砲する始末。“悪童”の異名は伊達ではないのだろう。
「はじめの一歩」の歴史上、最も強烈な見た目と性格を兼ね備えたボクサーの誕生。懐かしの「ブロッコマン」を超える伝説となりそうだ。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『はじめの一歩』136巻(森川ジョージ/講談社)