ネットの“モテテク”で目指せ恋愛マスター!【マッチングアプリ実践レポ 第1弾】

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巷では「Tinder」を始めとするマッチングアプリが大流行中。いまや恋愛はリアルでするものではなく、マッチングアプリから始まるものだと言っても過言ではない。しかしそこでは希少な女性をめぐって多数の男性が争いを繰り広げており、恋愛強者だけが得をする過酷な世界が広がっている。

そこで本稿では、恋愛弱者が勝利を収めるための方法を模索していこうと思う。具体的には、ネット上に溢れかえっている“恋愛テクニック”の数々をマッチングアプリ上で実践。メッセージをやりとりして実際に会うところまでこぎつけられるのか、身をもって検証していく。

イケメンじゃなきゃマッチングしない?

まずは筆者のプロフィールから紹介すると、中肉中背で年齢は20代後半。年収は300~400万円で、ライター業によって生計を立てている。ルックスについては並レベルで、才能がない米津〇師といった雰囲気だ。

実のところ、筆者は以前からマッチングアプリを使っていたが、まったく出会いには恵まれていなかった。基本的にマッチングアプリはお互いに「いいね」を送ることで初めてマッチが成立し、メッセージを送れるようになるというシステムを採用している。しかし実際には手当たり次第に「いいね」したところで何の反応もなく、運よくマッチが成立してメッセージを送ってもほぼ返事は返ってこない。正直よほどイケメンじゃなければ、いくら課金しても金をドブに捨てているようなものだと思っていた。そんな恋愛弱者でも、本当に勝ち組になることはできるのだろうか…?

今回の企画を行うにあたって、アドバイザーとして恋愛テクニックに詳しいKさん(仮名)に協力を依頼することに。そしてまずプロフィールや今までに行ってきた女性とのやりとりを見せたのだが、彼が放ったのは「これじゃ絶対にモテるはずがない」という辛辣な一言だった。

詳しく話を聞いてみると、「そもそもプロフィールがありえないほどにダサい」とのこと。最初に、元々筆者が設定していたプロフィールを見てみよう。

「初めまして。職場に出会いがなくてマッチングアプリ始めてみました!
最近彼女にフラれたので真面目に出会いを探してます。
趣味は映画を観たり、お酒を飲みに行くこと。
適当そうに見えるかもしれませんが、意外と真面目です笑」

自分では何が悪いのかわからなかったが、Kさんによるとこのプロフィール文は致命的な問題点を抱えているという。