
『特すき焼き弁当』うどんトッピングあり(ほっともっと)
外食チェーン業界では、日夜新たなメニューが考案されているもの。チャンスを逃せば二度と巡り合えないような、期間限定の商品も珍しくない。本稿ではそんな外食チェーンの注目メニューを実食し、その魅力をレポートしていこう。
今回ご紹介したいのは、11月24日にお弁当チェーン『ほっともっと』から発売された『すき焼き弁当』。通常590円(税込)の商品だが、今回はプラス200円で牛肉2倍のカスタマイズをした『特すき焼き弁当』を実食していく。ボリューム満点の期間限定弁当、食べる前から期待が高まってしまう。
ほっともっとファン御用達の一品
同商品は毎年、肌寒い冬の時期にだけお目にかかれる期間限定メニュー。多くの熱狂的なファンがいるようで、今年も発売が予告された時点で《待ちに待ったすき焼きの季節がやってきた!》《期間限定じゃなくて、一年中食べたいお弁当No.1です》《今年も出すのか…。待ってたよ、この時をよおおおお!!》といった声があがっていた。
早速テイクアウトしてきたお弁当を開封すると、出来たてならではの湯気と、すき焼きのあまじょっぱい醤油の香りが立ち込める。「牛肉2倍で!」と注文しただけあって、フタを開けた時の牛肉の存在感はかなりスゴい。肉の他には木綿豆腐・白菜・玉ねぎ・長ネギが入っており、タレがしっかり染み込んで、ごはんにめちゃくちゃ合いそうだ。
まず、大本命の牛肉から食べてみると、予想以上にタレがしみしみで、咀嚼しなくてもほぐれるやわらかさ! 脂身もあるものの食べにくさは全くなく、予想通り白米がどんどん進む美味しさ。
どの具材にもすき焼きのタレが染み込んでいて大満足なのだが、1番クセになったのは意外にも白菜の食感。フレッシュさが感じられるシャキシャキの歯応えを残しながら、味はしっかり濃いめのテイスト。煮込むとしんなりしてしまいがちな白菜だが、すき焼き弁当ではしみしみシャキシャキの新感覚白菜を楽しめた。