【アニメ『呪術廻戦』10話】全国の社畜が釘付け!? 脱サラ呪術師の「時間外労働」がトレンド入り

『呪術廻戦』1巻(芥見下々/集英社)

呪術師たちの活躍を描くアニメ『呪術廻戦』(MBS/TBS系)の第10話が、12月4日に放送された。サラリーマンを経て現職に就いた〝脱サラ〟呪術師・七海建人の能力に、ネット上の社畜たちが湧きたっている。

【ネタバレあり】第10話「無為転変」

特級呪霊・真人によって引き起こされた、高校生たちの変死事件。今回のエピソードでは、虎杖悠仁が事件現場に居合わせた高校生・吉野順平について調査を進めていく。その一方、七海は真人の潜伏している地下道へと1人で乗り込むのだった──。

七海が地下道にいた化け物を切り捨てていると、暗がりから真人が登場。「いやあ、よかったよかった。五条悟が来ても困るけど、あんまり弱いと実験にならないからさ」と挑発的なセリフを口にする。しかし七海は一切動じることなく、「残業は嫌いなので手早く、済ませましょう」と正面から受けて立つ。

真人の術式は人の魂に触れ、その形を自由自在に変える「無為転変(むいてんぺん)」。かなり凶悪な能力である上、対象の形を利用して戦う七海の術式とは相性が悪い…。それでも七海は、「17時半…今日は10時から働いているので、何が何でも18時には上がります」と宣言してみせる。

一進一退の攻防を繰り広げた後、ついに追い詰められてしまう七海。そこで真人は、「こんなものか…一級呪術師。よく逃げ回ったけど、いろいろと限界でしょ?」と語りかける。すると、おもむろに腕時計へと目を落とす七海。時計の文字盤は、〝定時〟である18時ちょうどを指していた。

時間を確認した七海は、ため息を吐きながら武器を背中に収納。そしてネクタイをゆるめると、「残念ですが」「ここからは時間外労働です」と呟く。その右腕は、これまでよりパワーアップした呪力に覆われていた…。

〝残業〟で力をみなぎらせる七海の様子に、ネット上では《ここまでクールな残業は初めて見た》《世界一カッコいい時間外労働宣言すき》《時間外労働をこんなかっこよく表現する人初めて見た》《私も時間外労働でパワーアップしたいなぁ(遠い目)》《私の知ってる時間外労働と違う…かっこよすぎる…。同じセリフ来週から言いたい》などと反響が続出。

さらに一部の社会人からは、《ナナミンに共感しかないw なんてスマートな残業!》《時間外労働になるとエンジンかかるのちょっとわかる。七海さんに共感》といった声も。ツイッター上では、「時間外労働」というワードがトレンド入りする騒ぎとなっていた。

お互いの術式を存分にぶつけ合う一級呪術師と特級呪霊。次回、2人の勝負はどんな展開を迎えるのだろうか?

アニメ『呪術廻戦』公式サイト

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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