「マタニティマークで嫌な目にあう」は本当? 妊産婦からは驚きの本音が続々…

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体調が悪そうな時に声をかけたり、電車やバスなどで席を譲ったり…妊産婦に対して思いやりのある行動をとってもらうために作られた“マタニティマーク”。しかしネット上では、マタニティマークが原因で嫌がらせを受けたという噂も出回っている。妊産婦の中には不安を抱く人も多いようだが、実情はどうなっているのだろうか?

今年11月、とある掲示板で「マタニティマークを付けるか否か悩んでいる」という女性の悩みが投稿されることに。彼女の友人は変な人に絡まれやすいらしく、目立つことを避けるため「マタニティマークは付けない」と宣言しているそう。一方で、世間では「マタニティマークのおかげで周りの人に助けられた」という意見も見かけるため、投稿者はどちらの考え方を参考にするべきか悩んでいるという。

また投稿者は、外出している際に具合が悪くなって倒れてしまうことも懸念しているよう。倒れた時にマタニティマークを付けていなかった場合、妊婦に影響があるとされるエックス線やCTを撮られるのではないか?と心配しているようだ。

実際に妊娠・出産を経験している女性からは、当然のようにマタニティマークを推奨する声が続出。掲示板上では、《見た目で“妊婦”って分からない妊娠初期は絶対にマークを付けるべき》《赤ちゃんを守るために付けるんだし、どんな目で見られても気にしないで》《万が一を考えるとマークを付けていて一目で妊婦って分かった方がいい。救急の対応も変わってくるよ》といったアドバイスが投稿されている。

また《マタニティマーク付けてるけど、嫌な思いは今のところしてない。スーパーでサッカー台まで運んでくれる人もいてありがたい》《優先席に座っている時に、変な目で見られることを避けられてる!》《移動はほとんど車だったけど心配で付けてた。倒れることを考えるとやっぱり心配だもんね》などと、実体験を語る声も多く上がっていた。

3人に1人の妊婦が不安を抱えている!?

とはいえ、マタニティマークを付けることに不安を覚えている人は意外と多い。アンケートなどの結果をチェックしてみても、そうした状況は顕著に見て取れる。

たとえば今年6月、プレママ&パパ応援メディア『妊婦フレンズwithパパ』は『マタニティマークに関する調査』の結果を発表(妊婦フレンズwithパパ調べ)。妊婦と1才未満の子どもをもつ女性の中でマタニティマークを付けている人に、「マタニティマークをつけていたことで不安に思ったことはありますか」と質問したところ、「よくある」と「たまにある」と答えた人の割合は合計31.9%に。すなわち、約3人に1人がマークを付けることに不安を感じたことがあるという。

また、同じアンケートでマタニティマークを付けていない人に理由を聞いたところ、「嫌な目にあうというニュース・情報を見た」が約6割を占めており、多くの女性が嫌がらせを懸念しているよう。その一方で先輩ママからは、《自分も周りの助けに気を配る》《できるだけ目立たないようにする》《人混みではつけない》といった対策方法が挙がっていた。

妊娠すると身体は劇的に変わるため、自分の身と赤ちゃんを守るためにもマタニティマークを積極的に活用していきたいところ。妊産婦たちが安心してマタニティマークを付けられる世の中になってほしいものだ…。

文=川崎かほ

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